一般社団法人反応点治療研究会
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
先日、30分ほどだけ一人で釣りに行った時の成果。
たけのこメバル、という魚だそうです。
釣りっておもしろいですね。おもちゃのような竿とリールで、100均で揃えた針、疑似餌(ワームというらしい)。それでもおもしろいように釣れます。しかも、自宅から走ってでも行ける距離に海がある。最高です!
さてさて、話は変わりまして。
私は、一般社団法人反応点治療研究会という会に所属しています。(同じ治療理論を学んだ鍼灸師60名くらいが所属している会です)
そして、数年前からその法人の社員ということになっていて、運営にも少し携わっています。少しと言いましたが、これが正直なかなかに時間をとられる。そして内容が多岐にわたる。でも、私に治療のことや生理学のことを教えてくださった師匠や、これまで主となって会を支えてこられた先輩への恩義もあるし、何かを得たいなら何かを差し出す、というのは当たり前のことなんじゃないかと私には以前からそういう考えがありまして、この会の場合、私の労働力や時間なのかな?と勝手に思っています。
正直「面倒くさいなぁ」と思うことも多々ありますが(こんなことばっかり言ってたらそろそろ先輩に怒られそうなのでこのへんでやめておきます)最近、ものすごくメリットを感じています。
それが・・・
研究ができることなんです。
この日記でも時々紹介していますが、私はめまい研究に携わっています。そして、5月末、研究結果を学会で発表いたしました。それらの活動は、私個人で行っているのではなく、この会の中で研究チームを立ち上げ進めてきたものなんです。
研究をやってみて初めて知ったんですが、まぁ、次から次に壁がやってくる 笑 そのひとつが「データ集め」です。例えば、一人の人(実験台になってくれた人=被験者と言います)にはりをしたら、めまいが良くなった。という結果が出たとします。すごい結果ではあるのですが「でも、それホンマにはりが効いたん?」と言われると、比較対象がないので「不明」としか言いようがないんです。めまいに対してはりが効くと証明するためには、一定条件下での実験データを複数集め検証するひつようがあります。
しかし、それを一人で、しかも臨床合間に行うのは至難の業です。そんなにたくさんのデータを集められないんです。
でも、同じ治療理論を学び、研究目的や手法を共有した仲間が数名いれば、データが集められる。データを集められると分析ができる。分析結果を基に、ああでもないこうでもないと話し合いができる。それはもう、一人にはないメリットです。
この3~4年、めまい研究に携わりながら、治療の科学的根拠を見つけることの難しさを感じながら、同時に仲間のありがたさ、力強さのようなものも感じています。
何より、めまいに対し、治療の科学的根拠を患者さんに示せる。患者さんにとっては、少なからず安心していただける材料になるんじゃないかと思っています。
今月から、また新たなめまい研究が始まりました。まだ手探り段階ですが、悩みながら、楽しみながら、やっていこうと思います。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
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