起立性調節障害
2017/03/31
こんばんわ今日は、時間が空いたので、息子を保育園に迎えに行った吉田和平です。私も通っていた保育園なので、すごく懐かしいです。
さて、先日、起立性調節障害と診断された患者さんが来院されました。
起立性調節障害は、小学校低学年から中学生の約10%に見られる症状で、朝起きられない、頭痛、全身倦怠感、不眠、めまい、食欲不振等が起こります。病院で検査をしても、特に異常が見当たらないことも特徴の1つです。
ひどくなると、日常生活にも支障をきたし、通学ができなくなることもあるということで、最近、注目され始めている症状です。
原因は、急激な血圧の変化ではないか?という説が有力とされています。
体を動かした瞬間、脳への血流量が減り、脳内が低血圧状態になることが原因ではないか?ということです。
それともう1つの原因が「ストレス」だそうです。
私の大嫌いな言葉「ストレス」です。
原因はストレスにあり。と言ってしまった瞬間、治療方法は一切なくなってしまいます。だって、ストレスを取り除く手術・薬・鍼・マッサージ・・・なんて、この世には存在しないからです。
ストレスが原因なんて、それは、治療家による治療放棄だと思います。
おっと、変なところで熱くなってしまいましたが・・・
話を戻しまして。
脳の低血圧状態ですが、これもありえない。
脳は、生きていくうえで極めて重要な臓器です。
そのため、どんなことがあっても、血流量が保てるように、脳底に動脈の輪があるんです。ここから、血液が安定供給される仕組みになっています。なので、脳への血流量が減るなんてことは、ありえません。
では、この起立性調節障害の原因は何か?
私は、耳の中にある三半規管の炎症だと考えています。
「めまい」と同じ原因です。
三半規管に炎症が起こると、自覚症状として「めまい」があらわれます。が、「めまい」を自覚できない場合もあります。そんな時に「何となく体が重たい」「無気力」「食欲不振」などがあらわれる可能性があるんです。
なので、起立性調節障害の患者さんに対する私の鍼灸治療は、徹底的に「耳」を治療します。
先ほどの患者さんも一刻も早い回復を目指して、2人3脚で治療に臨みたいと思っています!
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