かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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「 かずひら日記 」 一覧

パーティー

おはようございます。めまい・不眠。雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

土曜日の夜、何気なく見始めた録画ドラマに夢中になってしまい、気づけば5話まで一気に見ました。日頃、集中してTVを見ることがないので、さすがに疲れました 笑 面白いなぁ、「はやぶさ消防団」・・・もう結構前に最終回を迎えたドラマだと思うんですが・・・笑

 

さてさて、話は変わりまして。

 

私の母校「神戸東洋医療学院」にはOB会があります。天馬会と言います。その天馬会が創立20周年を迎えたということで、一昨日、祝う会が開催されました。あまりOB会の仕組みも理解できていない私ですが、お誘いいただいて実行委員をさせていただきました。え?パーティーを企画するんですか?それはめちゃくちゃ楽しそうじゃないですか!?というノリで。

 

昨年末くらいから、会議や準備を重ね、そして、昨日が本番。久しぶりに同期の先生に会えたり、学校の先生と懐かしいお話をしたり、豪華景品が当たるビンゴゲームをしたり、芸人の矢野兵頭さんのステージがあったりと、楽しいパーティーとなりました。

矢野兵頭さんのステージは、会場大爆笑でした!さすがプロ!

そしてビンゴゲームでは、ヨギボーが当たりました!

 

という盛大なパーティーだったんですが、私が嬉しかったのは、色々な方とお話できたことかなと思います。初対面の先生から「ブログ読んでますよ」とお声をかけていただいたり、数年前に何回かお会いしたまま疎遠になっていた先生から「お久しぶりです」と近況報告をいただいたり、学生当時にお世話になった先生とお話したりと、ホント楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

神戸東洋医療学院とOB天馬会の益々のご発展を願っています!30周年楽しみにしてます!

 

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交感神経が働く=悪なのか?

こんにちは。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

先日、丹波の黒枝豆を食べました。これぞ秋の味覚!

 

さてさて、今日は「交感神経が働く=悪いことなのか」というお話をしたいと思います。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあって、交感神経が働くと体は緊張状態になり、副交感神経が働くと体はリラックス状態になるから、できるだけ副交感神経を優位にしましょう・・・というようなお話は世間一般に多いと感じます。

 

そもそも、自律神経が働く最大の目的は「生命維持」です。生命維持のために、できるだけ内臓諸機関の働きを一定幅に保つこと。これが自律神経の役割です。生理学用語では「恒常性の維持」と言われる働きです。これがあるからこそ、私達は、夏でも冬でも体温はある程度一定に保たれるし、毎日排尿もできるし、激しい運動をすれば勝手に心臓の働きが高まるんですね。

 

という、生命維持のために働く自律神経ですので、自分の意思で副交感神経を優位に働かせることはできません。そう、できないんです。いやいや、大好きな温泉につかっている時は、リラックスしているから副交感神経が働いているんじゃないの?と思われるかもしれませんが、その時でさえ、体温が上がりすぎないように、汗腺を拡げ発汗を促し、放熱させているのは交感神経の働きなんです。お風呂につかって「あぁ、気持ちいいなぁ」っていうのは、副交感神経うんぬんのお話ではなく、気分のお話なんですね。

 

話が逸れましたが、このストレス社会において、「副交感神経を優位にしよう」というお話は本当に多い!それ自体、生理学的には無茶苦茶的外れなお話だということは先ほど書きましたが、それにしても、交感神経が働く=悪、副交感神経が働く=良、というお話が多すぎやしませんか?と思うわけです。そんなに交感神経を悪者にしなくてもいいんじゃないかと。

 

私は、交感神経の働きで、興味深いことがあります。

交感神経は、筋肉(腕や足を動かす骨格筋)にも分布していることがわかっています。内臓にだけ分布しているわけじゃないんですね。この筋肉に分布する交感神経の働きは、未だ明らかにはなっていませんが、筋肉が疲労したときにその働きが増すことがわかっています。恐らく、筋肉が疲れてもある程度力を出せるように、交感神経が調節しているものと考えられています。別のお話ですが、筋肉に分布する交感神経の働きは、加齢とともにその働きが増すこともわかっています。加齢とともに筋肉量が減っても、力を出せように交感神経が働いている可能性が示唆されています。

 

お~、交感神経って、めちゃくちゃ重要な働きをしているじゃないですか!?

 

ということで、交感神経が働く=体や精神の緊張だから悪。ではないんですね。

 

それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

只今、サッカーJ1ヴィッセル神戸が試合中。Jリーグ優勝に一歩近づくか!?

 

 

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鍼灸師・鍼灸学生対象 鍼灸実技講習会(11月12日)

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

最近、キンモクセイの香りに癒されています。数年前に比べると香ってくる時期が遅くなった気がしますが、それでも今年もいい香りがしていますね。

 

今日は、鍼灸師・鍼灸学生向けのご案内がひとつ。

 

11月12日(日)に一般社団法人反応点治療研究会主催 関西実技講習会を開催いたします。(はりきゅう治療の勉強会です)

 

今回は、めまいや気象病を含む「不定愁訴」について学びます。午前中は講義、午後からは実技という充実した内容です。私は毎回スタッフ参加していますが、講習会が終わるころには、ちょっとぐったりするくらい疲れます。逆に言うと、それだけ学びや気づきが多いということだと感じています。

 

この11月講習会が今年度最後の講習会となります。初めての方のご参加も大歓迎です。(毎回、治療基礎理論の講義はありますし、実技も習得レベル別に分かれて行いますので安心してご参加ください)

 

以下、講習会詳細です。

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鍼灸講習会 定期開催による「 学ぶ→ 実践→ さらに学ぶ 」のサイクルで知識・技術習得!
 
 関西実技講習会
痛みはどのように出現するのか? 自律神経とは? 内臓疾患に対する鍼灸治療はどのように行えばよいのか?
鍼をすると体にどのような反射が起こるのか?など、毎回テーマを変えながら、2か月に1回、講習会を開催しています。「鍼灸治療を解剖学的・生理学的に紐解いていく」そんな講習会です。午前は講義・午後は実技の2本立てで、実技は習得レベルに合わせて指導するので、初めての方や学生さんも安心してご参加いただけます。
 
第6回 11月12日(日) 気象病や不定愁訴に対する反応点治療
※初参加の方も第6回からご参加していただけます。
 
<午前の部> 10:00~11:30 反応点治療の概論・各テーマ別の「講義」
<午後の部> 13:00~16:00 反応点治療の「実技」
 
【会場】ミントはり灸院 (JR六甲道駅より徒歩3分・神戸市灘区森後町3丁目1-5-201号)         
 
【対象者】 鍼灸師・鍼灸学校の学生
 
【参加費】 鍼灸師 7,000円 / 学生 5,000円 (午前+午後 1回分の金額です。当日会場にてお支払い下さい)
 
【持ち物】 鍼灸道具(普段使っているもの)・スリッパ・筆記用具。
     服装は自由、ラフな格好で結構です。
 
【お申し込み】 以下のURLよりお申込みをお願いいたします。
       https://forms.gle/ad6NLHc9sW7S243z7
        反応点治療研究会のホームページからもお申込みいただけます。
 
 
午前の講義のみ オンライン受講も可能です
申込者は、1か月限定でアーカイブ視聴も可能です。当日参加が無理な方も、録画を後でご覧頂けます。
反応点治療を知りたい方、会場での参加が難しい方、日時の都合が合わない方、
右QRコードか、下記サイトURLよりお申し込みください。
 
【オンライン講習費】 鍼灸師2,000円 / 学生1,000円  
【お申し込み先】 https://hannouten.peatix.com/

以上です。

 

 

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灘のけんか祭り

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田です。

 

今年も地元「灘のけんか祭り」が終わりました。(10月14日・15日でした)

今年の祭りは、役割は違いましたが、2歳上の兄と一緒に「だんじり」を担当させていただき、思い出に残る祭りとなりました。

 

ここ松原地区には獅子係という役割があり、44歳(数え歳で?)の方々が担当する決まりがあります。ということで、今年は私の2学年上の方々が担当されていました。2歳年上ということで、昔から知っている人が大半。サッカー部の先輩も数名。私でさえ「懐かしい~」という感覚になりましたから、2歳上の方々はもっと感慨深いものがあったんじゃないかと思います。近くで見ていて「あぁ、同級生でする祭りって、こんなにいいもんなんだなぁ」と思いました。

 

祭り終盤に差し掛かると「笑顔笑顔!!」とか「もうすぐ終わってしまうぞ!最後まで楽しむぞ!」という声があちこちから飛び交い、最後は会長をみんなで胴上げ。みんな感動で泣いてました。

 

いや、本当に素晴らしい祭りを体験させていただきました。

 

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鍼灸勉強会合宿

おはようございます。

めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

土曜日の夜から、所用&鍼灸勉強会のため、2泊で出かけていました。土曜の夜は、神戸三宮泊したんですが、その目的は、日曜日早朝ランニング!北野坂→三宮駅前→元町→ハーバーランドと、景色を満喫しながらのんびりと走りました。最高っ!これをするために、ランニングウェアとシューズも持参していたんです 笑

 

さてさて、話は変わりまして・・・

 

今回の鍼灸勉強会合宿で、私に課せられた課題と目的は、「めまい研究のための実験を行うこと」でした。3年ほど前から開始した「めまいとはりきゅう治療」の研究。はり治療が体のバランス感覚を改善するということを一部証明でき、今年6月の鍼灸学会で発表しました。その後も更なる結果を求め、研究は続いていて、今回の合宿で、参加者にご協力をいただき、新たな実験を行う予定にしていたんです。

 

これまでも毎月予備実験(予行演習のようなこと)は行って、その結果を基に、また予備実験、ということを繰り返してきて今回の合宿での実験、という流れだったんですが、あくまで実験なので、やってみなきゃ結果はわからない。という不安もあってか、これまでの研究背景と今回の実験趣旨を30分ほど参加者の前で説明したんですが、それが終わって鏡を見たら・・・腋汗が大変なことになっていました・・・

 

そして実験は・・・無事終わりました。あとは、その結果を得意な先生が分析してくださって、果たしてどんな結果、傾向が言えるか!?

 

何か新たな発見があればいいなというワクワクで一杯です。

 

めまい研究はつづく・・・

 

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痛いとなぜテンションが下がるのか?

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

10月に入りましたね。祭りシーズン到来!私も毎年地元の祭りに参加していますが、今年は準備段階から携わらせていただいています。正直、準備は時間と労力がかかるので面倒くさい!と思うけど、やっぱり、祭りに関わる人は、何だかんだ言いながらみんな笑顔になっているんですよね~。そんな雰囲気が好きです。

 

さてさて、話は変わりまして・・・

 

今日は「痛みと感情」というお話です。

 

体のどこかに痛みがあると、大方の人は、テンションが下がったり、行動意欲が低下したり、不安感が増したり、イライラしたりと、いわゆる負の感情・負の思考が強くなります。

 

そりゃ、痛いから仕方がないじゃないか!?と、私も思うんですが、でも、なぜ痛いと負の感情や負の思考になるのでしょうか?

 

これには、痛みを伝える「伝導路」が深く関わっています。

 

痛みの伝導路は2つあります。

 

脊髄視床路と脊髄毛様体路です。

 

このうち、脊髄毛様体路は、体の末梢に加わった痛み刺激を脳の海馬と偏桃体にも伝えることが判っています。海馬と偏桃体は、感情を作り出す部分で、快・不快を判断している場所なんですね。

 

痛みがあると、負の感情や負の思考が強くなる傾向にあるのは、こういう痛みの伝導路が関わっているんですね。

 

ですので、治療の際は、何でも話してください。〇〇ができなくて困っている。その時にいやな気持になる。痛みがあってイライラしていて旦那さんとけんかしてしまった。痛みがあるから今日の夕食を作る気になれない。痛いから子供の大きな声にイライラしてしまう。などなど、どんな話でも結構ですので。

 

そういう思考や感情になるのは、異常ではなく、痛みのせいです。痛み治療と同時に感情や思考も吐き出してスッキリしましょう!

 

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やせるための基本

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

私の苦手なことの1つに「名刺交換」があります。名刺交換が苦手というより、初対面の方とお話するのが苦手なんですね、たぶん。何をしゃべったらよいのかサッパリわからん!という話を友人にしたら「お前、そんなんでよく鍼灸院やってるなぁ 笑」と笑われるんですが、鍼灸院は、症状を治したい患者さんと症状を治療する私とで、初対面でも共通の目的があるので大丈夫なんです。ちょっとでも名刺交換がスムーズになるように、まずは交換の際のマナーについて先日調べました。←いまさら 笑

 

さてさて、話は変わりまして・・・

 

今日は「ダイエットの基本」のお話をしようと思います。

 

ダイエットについて、〇〇を食べるとやせやすくなる、とか、この栄養素を摂取すると体脂肪が落ちやすくなる、など、色々な情報がありますね。確かに、食べ合わせに気を付けることでやせやすくなったり、体脂肪を落とす効率があがったりすることはあると思います。

 

ただ、ここで絶対に忘れてはいけないことは「やせる=摂取カロリー<消費カロリー」だということです。

 

食べ過ぎて余ったカロリー(エネルギー)が脂肪として体に蓄えられます。逆に、摂取カロリーが不足すると、体に溜まっている脂肪を分解し、エネルギーを作り出すわけです。

ですので、やせやすくなると言われている栄養素を補おうが、水分代謝を高めるために水分補給をたくさんしようが、汗をかくためにサウナに入ろうが、摂取カロリー<消費カロリーになっていなければ、原則やせません。

 

私は、毎日プロテイン(タンパク質)を摂っています。今は1日1回だけですが、ダイエットをしている最中は1日2~3回摂ります。これは、平時は、食事からそれなりにタンパク質が補えているので、そこまでプロテインに頼ることはないのですが、ダイエット時は食事制限をしますので、その結果、食事から摂れるタンパク質量が減ってしまいます。それを補うために低カロリーでタンパク補給ができるプロテインに頼るというわけです。タンパク質を摂ればやせるという考え方ではなく、やせるために摂取カロリーを減らし、その結果不足してしまうタンパク質を補う、という目的でプロテインを摂っています。

 

摂取カロリーを制限した上で、効率よく体脂肪を減らすには?を考えることが大事だと思います。

 

 

当院は目的に合わせた2つのダイエットに取り組んでいます。

①とにかく体重・体脂肪を減らしたい。なるべく早く減らしたいという方向け「ファスティングダイエット」

②セルライトを減らしたいという女性の方へ「セルライトもみほぐしダイエット」

①は無料相談随時受付中。②は土曜日のみ体験実施中。

まずは079-245-3552 までお電話ください。

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臨時休診のお知らせ

いつも、かずひら鍼灸院へご来院くださりありがとうございます。

 

また、当院ホームページや日記をご覧くださりありがとうございます。

 

10月14日(土)は、地元の秋季例大祭のため、休診とさせていただきます。

 

10月24日(火)は、院長が勉強会参加のため、鍼灸治療のみ11時終了とさせていただきます。

 

ご迷惑をおかけいたしますがご理解の程よろしくお願いいたします。

 

かずひら鍼灸院 院長 吉田和平

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お灸は免疫を上げるのか?

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

先日、「無になる重要性」をとある方に教えていただきました。その方曰はく、無になると感謝の気持ちが生まれると。で、昨日・今日と早朝ランニングついでに、近所の神社にお参りに行ってみたんです。無になるために。いや~、無になるって難しいもんですね。お参りしながら、おなか減ったなぁとか、コーヒー飲みたいなぁとか、もうすぐ祭りだなぁとか、今日はあの患者さんが来られるなとか、今夜の勉強会の場所は・・・とか、もう色々なことを考えてしまう。そもそも、無になろうと思ってなれるものじゃないのかもしれませんね。ただ、早朝の神社はやっぱり清々しいので、しばらくの間続けていようと思います!

 

さてさて、話は変わりまして・・・

 

今日は「お灸」のお話です。

最近、またまたまたまたコロナ感染が拡大していますね。もう勘弁してほしい!という話は置いておいて、はりきゅうは体の免疫を上げる、ということはよく言われています。「コロナ予防」にという言葉も時々見かけます。これは真実なのか?ということを考えてみたいと思います。

 

結論から言いますと、「はっきりしたことは言えない」です。でも、「可能性」はあるんじゃないかと考えられます。

 

あっ、今日お話しすることは、あくまで私個人の考えや意見、そして、私の知識の範囲内でのお話ですので、この内容がすべてではありませんし、正解なわけでもありません。

 

まず、はっきりしたことが言えない理由としまして、①コロナウィルスについて不明な点が多すぎること②お灸の熱が体内にどのように伝わっているのかが不明であること。この2点が挙げられます。②のお灸の熱は、確かにお灸の燃焼温度ははっきりとわかっていますが、その熱が、体の深部まで伝わっているのか?伝わっていないのか?どれくらいの深さまで伝わっているのか?例えば皮下10㎜ではどれくらいの温度で伝わっているのか?などがはっきりとわかっていないんです。

 

その上で、お灸が免疫に与える影響をお話いたしますと・・・

 

白血球の1つに「マクロファージ」という細胞があります。マクロファージの主な働きは貪食(どんしょく)と言って、外部から体内に侵入してきた細菌やウィルスを食べることなんです。このマクロファージの表面にはTRPM2という通行口のようなものが出現します。TRPM2は、通常47℃の熱で活性化するのですが、細菌やウィルスを食べている時は37℃で活性化することがわかっています。風邪をひいたときに体温が上がるのは、このマクロファージの働きを活性化する目的もあるんですね。

 

お灸の熱刺激で、このマクロファージの働きを活性化できるとすれば、それは、免疫力の向上につながるというわけですね。

 

まぁ、そこは、最初にお話しした通り、現時点では可能性のお話となってしまいますが。

ただ、お灸の効果は、これだけに限らず、お灸の熱で皮膚刺激をすることで、内臓の血管を拡げたり、内臓筋肉を緩めたりと、血液循環や内臓の働きに影響を及ぼします。それにより体調を整えることができます。

 

鍼灸は、こういった免疫力向上、体調管理にも役立つ可能性があるんですね。

 

それでは今日も1日お元気で。

 

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めまい研究

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

先日、秋祭り準備で草刈りをしていたんです。低めの鉄骨に上がって草刈りをしていて、足場があると思って一歩踏み出したら・・・足場がなかった 笑 見事に落ちました。幸い、刈った草がクッションになって、お尻をちょっと打撲した程度で済みましたが、突然おっさんが降ってきて、コオロギもムカデもダンゴムシもびっくりしたと思います!

 

さてさて、話は変わりまして・・・

 

今年6月に、私が所属しているチームが、学術大会で「めまいの研究発表」を行ないました。そして、それ以降、新たなめまい研究課題を設定し、データ収集や分析を行っています。

 

研究が始まって4年近く経ちます。はりきゅう治療が平衡感覚(体のバランス感覚)にどれくらい影響を及ぼすのか?を研究しています。これを証明できれば、はりきゅう治療のめまいに対するエビデンス(根拠)を示すことができるんじゃないかと考えています。

 

方法としましては、ジャイロセンサーという体がどの方向にどれくらいの速度で動いたか(傾いたか)を計測する機器を用いて、はり刺激前後での数値変化を調べています。体が傾きは、3軸(前後・左右・回転)を計測していて、これまでの研究で、前後の傾きに関して、はり刺激で改善する可能性が高いことを科学的に証明することができました。ただ、課題はまだまだ多く、例えば、先ほど「改善する可能性が高い」という表現をしましたが、データ計測する際の条件や、除外すべき因子、また計測データの分析の条件や方法によっても、結果は変わりますので、私達の研究結果が「絶対」とは言い切れないんですね。そして、3軸の内、なぜ前後軸だけが改善したのか?それについては、推測はできていますが、明確にはなっていません。今は、3軸とも改善するのか?しないのか?を調べるための研究を行っています。

 

それでは今日はこのあたりで失礼します!

 

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この研究、たぶん一生かかっても終わらない 笑 そんな気がしますが、めまいって、私の超個人的な感覚ですけど、「これ!」といった、効果的な治療がないように思います。だったら、鍼灸師が、はり治療で、めまいに対する効果を証明できたら、めまいで困っている方々の治療選択肢がひとつ増えるかもしれません。めまい?それならはりで治るよ。と言えるようになったらいいな。とそんな希望を抱いて、これからも研究をしていきたいと思ってます。

 

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