アロディニア
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
今朝、海沿いをランニング中に患者さんとお会いしました。キスが釣れるそうです。私は専らガシラ釣りにハマっていますが、キス釣りも面白そうですね!
さてさて、話は変わりまして。
今日は「アロディニア」というお話をしてみたいと思います。
アロディニアとは、通常なら痛みにはならないような刺激で、痛みを感じてしまう状態のことを指します。因みに、通常でもある程度痛みを感じる刺激を、より強い痛みと感じることは痛覚過敏といい、アロディニアとは別物と考えられています。
アロディニアの代表的なものとして、帯状疱疹後の痛みや片頭痛、三叉神経痛などが考えられています。
「考えられています」という表現を使ったのは、実はアロディニアに関しては不明な点もまだまだ多く、なぜ起こるのかは完全に解明はされていないからです。
三叉神経痛で考えてみると、歯磨きや会話、食事など、通常では痛みが起こらない刺激で、電気が走るような発作性の痛みがあらわれますので、アロディニアの状態と一致するわけなんですね。
三叉神経痛に対しては、鍼灸治療で改善できるケースも多いと思います。アロディニアの原因となる神経障害部分が鍼灸により改善される可能性。鍼灸により痛みを感じとるセンサーが反応しにくくなる可能性。鍼灸により顔の筋肉の状態が改善されるため痛みがあらわれにくくなる可能性。など、色々と改善要素は考えられますが、あくまで可能性の段階です。
それでも、三叉神経痛は鍼灸で改善できる場合が多い(私の経験では大半が改善、日常生活に支障がない程度まで回復されています)
全ての三叉神経痛の原因が「アロディニア」にあるかと言うとそうではないかもしれませんが、そういう場合もあるということを知っていただければと思います。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
まだ9時すぎなのに、おなかが減ってきました・・・まぁ、元気な証ということで。
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