続めまい研究
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
ここ姫路は、今週土曜日から数日間雨が続くようですね。これは、いよいよ梅雨入りか!?
5月末の学術大会でめまいに関する研究発表を終え、ホッと一安心していたんですが、その翌週行った研究チームのミーティングで、新たなめまい研究の方法に取り組んでみることとなりました。
これまでの研究で、いくつか課題も見えてきたので、今後はそこを改善していくことになるんだと思っています。
研究の方法が変わっても、はりの効果が実証できるのか!?これが楽しみです。
めまいの多くは(特にこれといった原因が見つからないめまいは)耳の中にある三半規管の不調が考えられています。
三半規管が体の傾きを感知し、その情報を前庭神経を介して一部脳まで送っています。三半規管に何らかの不具合があり、体の傾きを正常に感知できなくなってしまった状態が「めまい」だということです。
恐らく、「病気」と言うほどのものではなく、ちょっとした炎症やむくみ程度の不具合だと私は考えていますが、しかし、それがなかなか厄介なもので、検査では異常とはみなされない、また、耳の中は非常に代謝が遅い部分であるので改善にも時間がかかると思われます。
私達がこれまで4年ほど行ってきためまいの研究では、はり刺激(ローラーはりという皮膚をさするはりです)により、体の揺れがある程度まで減少することがわかっています。どれくらいの刺激を与えるのが一番効果的なのか?その持続期間はどうなのか?などなど、まだまだ調べなきゃいけないことはたくさんありますが、鍼灸治療でめまいが改善するケースは多いことから、鍼灸が三半規管に何らかの影響を与え、(そこのメカニズムについてはある程度予想出来ています)三半規管の不具合を改善しているのではないかと考えています。
長引いているめまいや、頻繁に起こるたちくらみ、気分の悪さ、ふらつき、そして病院で検査してもこれといった異常が見つからない、そのような場合は一度ご相談ください。
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