三叉神経痛(顔の痛み)
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
息子(中2)の食べる量が急激に増えてきて、昨日は1日5食だったそうです。食べたらすぐにトイレに行きたくなるのは遺伝なのか??
さてさて、話は変わりまして・・・
今日は三叉神経痛のお話をしてみようと思います。
三叉神経は、顔に分布している神経で、名前の通り3本の枝に分かれています。ですので三叉神経痛は「顔の痛み」です。
実は、原因がはっきりとはわかっていません。
帯状疱疹、多発性硬化症、脳腫瘍、副鼻腔炎、血管による神経圧迫などが原因だと言われてはいますが、これらの所見がなくても三叉神経痛を訴えるケースもあり、原因特定には至っていません。ですので、病院ではMRIや血液検査をする場合もあるのですが、それにより診断を確定するというより、三叉神経痛以外の病気の有無(顔に痛みを出すような病気)を確認することが目的だと思います。
患者さんの訴えを基に三叉神経痛と診断する場合が多いんですね。
というのも、三叉神経痛にはいくつかの特徴があります。
①顔の片側にしか痛みが現れない。
顔全体が痛むとか、両側が痛むというこはありません。顔の片側、しかも、毎回同じような場所が痛む、これが特徴
です。
②一瞬のするどい痛み
一瞬、するどい痛みが走ります。持続するような痛み方はしません。患者様は「電気が走ったような」という表現をよくされ
ます。
③痛むキッカケがある
「トリガー因子」と言いますが、痛みがでるキッカケ(動作)があります。例えば、歯を磨いたとき、食事で噛んだとき、し
ゃべっているとき、などです。
④痛みがないときは正常
痛みがない時は、まったくもって正常です。知覚も正常です。
⑤麻痺はない
三叉神経は、一部は運動神経を含みますが、大半は感覚神経のみで構成される神経です。ですので、痛みが主症状であり、
口を開きにくいとか、目を動かしにくいといった「運動障害」は起こりません。
上記が三叉神経痛の特徴です。
私は、これまでに三叉神経痛の患者様を複数治療させていただきました。曖昧な表現ですが、改善率は非常に高いです。
恐らく、鍼灸による鎮痛効果や、顔の筋肉に対する刺激、痛みを伝える神経伝達の遮断が痛み改善の要因かと考えていますが、正直、明確ではありません。血管による三叉神経の圧迫が痛みの原因であるならば、鍼灸ではどうしようもないということにもなりますので、私が治療させていただいた患者様の原因が神経圧迫ではなかったという可能性も考えられます。
しかし、改善率は高いですので、三叉神経痛でお困りの方、特に、薬を飲むとめまいが起こるため、服薬がし難いという方は、一度鍼灸治療をお試しください。
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