かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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自律神経が働く目的は

   

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

最近、「今年最後の〇〇」というフレーズをよく見かけますが、さすが12月!年末ですね。この時期、憂鬱なのが忘年会・・・

あっ、心の声が漏れちゃった。大勢での食事に行くと、誰と何を話したらよいかわからず、結局一人ポツンとなるか、適当に相槌をうつかになってしまうんですよね。忘年会に行く度、自分の社交性?コミュニケーション能力の無さにうんざりします。

さてさて、話は変わりまして・・・

今日は、「自律神経の働き=生命維持」というお話をしてみたいと思います。

自律神経って、交感神経と副交感神経があって、交感神経が働くと心身は緊張状態になり、副交感神経が働くとリラックス状態になる・・・なんて話が多いですが、それが間違いだとは言いませんけど、自律神経の働きの最大の目的は「生命維持」なんです。暑い夏でも寒い冬でも、地上でも飛行機で空高く飛んでも、寝ていてもダッシュしても、そんな状態でも体の状態を一定範囲内に保つこと。これが最大の目的なんです。ですので、自律神経の働き=精神的な働き ではありません。

ちょっと話がそれましたが・・・

例えば、マラソンをしている時をイメージしてみてください。

筋肉が動き続けているので、筋肉への血流量を増やして酸素をたくさん届けなきゃいけません。というわけで、筋肉内にある血管は拡がり、血流量が増えます。では、増える分の血液をどこから持ってくるのか?実は、筋肉内の血流量が増える際、皮膚の血流量が増えない(減る)ことがわかっています。恐らく、筋肉内の血流量を増やすために、皮膚血流量を減らしている可能性があります。

すごい仕組みですが、しかし、ここで一つ問題が生じます。

筋肉内の血流量が増えるということは、筋肉内の温度が上がるということなんです。その熱を逃がさないと、筋肉内温度が上がりすぎて組織損傷を起こしてしまうかもしれません。熱を逃がすためには、皮膚の血流量を増やし、そこから放熱しなければいけません。

走り続けるために皮膚血流量を減らし筋肉内血流量を増やす。しかし、筋肉内の熱を逃がすために皮膚血流量を増やさなきゃいけない・・・という矛盾が生じるんです。

この矛盾をどうやって解決するのか?

それが「汗」なんです。

皮膚血流量を増やすことで放熱するのではなく、汗を出すことで放熱するんですね。

そして、上記一連の流れを行うのが自律神経の1つである「交感神経」なんです。

こんな風に、自律神経はどんな状況でも体の状態を一定範囲に保つために働いています。やはり最大の目的は生命維持なんです。

最近、寒くなってきましたが、私、早朝ランニングをすると汗が出ます。おぉ~しっかりと自律神経が働いてくれてる!

 

 

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