痛いとなぜテンションが下がるのか?
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
10月に入りましたね。祭りシーズン到来!私も毎年地元の祭りに参加していますが、今年は準備段階から携わらせていただいています。正直、準備は時間と労力がかかるので面倒くさい!と思うけど、やっぱり、祭りに関わる人は、何だかんだ言いながらみんな笑顔になっているんですよね~。そんな雰囲気が好きです。
さてさて、話は変わりまして・・・
今日は「痛みと感情」というお話です。
体のどこかに痛みがあると、大方の人は、テンションが下がったり、行動意欲が低下したり、不安感が増したり、イライラしたりと、いわゆる負の感情・負の思考が強くなります。
そりゃ、痛いから仕方がないじゃないか!?と、私も思うんですが、でも、なぜ痛いと負の感情や負の思考になるのでしょうか?
これには、痛みを伝える「伝導路」が深く関わっています。
痛みの伝導路は2つあります。
脊髄視床路と脊髄毛様体路です。
このうち、脊髄毛様体路は、体の末梢に加わった痛み刺激を脳の海馬と偏桃体にも伝えることが判っています。海馬と偏桃体は、感情を作り出す部分で、快・不快を判断している場所なんですね。
痛みがあると、負の感情や負の思考が強くなる傾向にあるのは、こういう痛みの伝導路が関わっているんですね。
ですので、治療の際は、何でも話してください。〇〇ができなくて困っている。その時にいやな気持になる。痛みがあってイライラしていて旦那さんとけんかしてしまった。痛みがあるから今日の夕食を作る気になれない。痛いから子供の大きな声にイライラしてしまう。などなど、どんな話でも結構ですので。
そういう思考や感情になるのは、異常ではなく、痛みのせいです。痛み治療と同時に感情や思考も吐き出してスッキリしましょう!
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