かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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めまいが先か、血圧異常が先か

   

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

 

昨日は、自宅お風呂が修理ということで、夜は息子と銭湯に行ってきました。その帰りに、何の話からそういう話題になったのかは忘れましたが・・・

息子「物事の結果って、考え方と熱量と能力の掛け算で決まるんやって。ってことは、もし、マイナスな考え方してたら、結果は全部マイナスになるってことやんな??」と。おいっ!中2がこんな話題を父親に振ってきましたか・・・驚 

私「おぉ~、そんなこと知ってるんか。それはな、稲盛和夫さんっていう経営の神と言われた人の考え方なんやで」

息子「そうそう!そんな名前の人やった」

私「で、そんな話を誰に教えてもらったん?」

息子「学校の学年主任の先生が言ってた」

という会話になったんですよね~。いや、ホント、勉強以外にもこういう大事な話を伝えてくれる先生ってステキだと思います!!

 

さてさて、話は変わりまして・・・

 

今日は「めまいが先か、血圧異常が先か」というお話をしたいと思います。

 

体がふらつく、フワフワする、いつもと違って何か変。恐らく「めまい」の可能性が高いと考えられる症状です。こんなの時、病院へ行くと「血圧測りましょう」ということになり、測った結果「血圧が異常に高いですね(または低いですね)」となり、血圧の薬だしときましょう。というケースはかなり多いんじゃないかと思います。

 

私は、これにものすごく疑問を感じていまして・・・

 

そもそも血圧とは、血液(量や流れ)の血管にかかる圧のことです。圧に異常があるから、圧を調節しましょうというのはわかるんですが、圧に異常があらわれる根本原因があるはずなんです。それは、心臓の異常かもしれないし、血管の問題かもしれないし、そこは色々と可能性はあると思います。

 

そして、血圧異常をきたす原因の一つに「めまい」があります。

 

そもそも、血圧は、どんな状況でもある程度の範囲で保たれる仕組みになっています。立ち上がった時、寝転んだ時、しゃがんだ時など、姿勢が変化した時も、体の動きを内耳にある三半規管が感知し、自律神経を介した反射を起こし、心臓の収縮力を強めたり弱めたり、血管を拡げたり縮めたりして、血圧を維持しようとする働きが起こります。これを「前庭動脈血圧反射」と言います。

 

しかし、めまいがあると、そもそも体のバランスを正常に把握できないんです。ですので、前庭動脈血圧反射が正常に働きません。その結果、血圧が異常値となってしまう。

 

ということは、めまい時の血圧異常は、あくまで結果であり、血圧自体がめまいの原因ではないということなんです。ですので、薬で血圧の調整をしたとしても、一時的にはめまい症状は落ち着くかもしれませんが、めまいの根本治療をしない限り、症状はまた出てくる可能性があります。

 

「めまいが先か、血圧が先か」を問われれば、恐らく「めまいが先」です。

 

ふらつき、立ちくらみ、倦怠感、プラス血圧異常がある方は、鍼灸でめまい治療を行うのも1つの手段かと思います。

 

それでは、今日も1日お元気で。今夜は、当院で鍼灸実技練習会を開催します。楽しみです!

 

「ふらつき、立ちくらみ、だるさ、血圧異常」に「はりきゅう治療」

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※はりは痛くないですよ。小学生のお子さんも来院されます。

 

 

 

 

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