アイシングは良いか悪いか
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
お盆はいかがお過ごしでしたか?
ここ姫路は、まさかの台風直撃。ということで、私はお盆休み最終日は自宅でのんびり過ごしました。(いや、それ以外の日も超のんびり過ごしてましたが)小学1年生の娘の宿題である読書感想文を一緒に考えたんですが、1年生らしい素晴らしい感想文に仕上がったと思います!←自画自賛。
さてさて、話は変わりまして・・・
今日はアイシングについてのお話です。
スポーツの現場ではよく行われていると思います。野球のピッチャーが試合終了後に肩を氷のうやアイスパックで冷やしているシーンはよく見ますね。
運動後にはアイシング。痛めた直後は患部を冷やす。と、当たり前のように言われますが、実は、アイシングが逆効果になるという実験結果もあります。
「肉離れ」のような比較的重度の筋損傷に対してアイシングを行った場合、その結果として組織修復が遅れるという研究結果があります。筋が損傷すると、その部分の細胞が壊れます(死にます)修復の第一歩目として、壊れた細胞を食べるマクロファージ細胞が患部に集まってきます。アイシングをすることで、このマクロファージ細胞が集まってくる時間が遅くなるということがわかっています。その結果、患部修復が遅れるということなんですね。
ただ、軽度の筋損傷の場合は、アイシングにより組織修復が早くなるという報告もありますし、これは私の考えですが、例えば打撲やねんざをして、この後腫れることが予想できる場合は、アイシングをして、患部の代謝を下げることで、腫れと痛みを緩和できるのではないかと。
結局、冷やす方が良いのか、冷やさない方が良いのかと言われると、その時の状態による。としか言いようがないのですが、必ずしも冷やした方が良いわけではないんですね。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
「スポーツ後の痛み」に「はりきゅう治療」
「はり治療の予約」とお電話ください。
☏079-245-3552
LINEからもご予約承ります。ID @huc6048b
インスタグラムで毎日1分動画アップ中。