脚やお尻のしびれや痛み
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
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さてさて、話は変わりまして・・・
7月に行う勉強会で、腰部脊柱管狭窄症について症例紹介を行います。腰部脊柱管狭窄症と診断された患者さんに対し、どのような考え方でどのような治療をし、どのような結果になったか。を鍼灸師・鍼灸学生さんの前でお話します。
昨日は午後からその資料を作っていました。
腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状の1つが「間歇性跛行」です。(かんけつせいはこうって読みます)
歩き始めたら脚やお尻にしびれや痛みがでていて、立ち止まってちょっと休んだらまた歩けるようになる。こんな症状です。20mくらいで痛みやしびれが出てくる方もいれば、200mくらいは連続で歩ける方もいますが、共通しているのは、とにかく連続して動くと痛む、そして少し休むとまた動けるようになるということなんですね。
この原因ですが、「動脈硬化により、脚に十分な血液が送れなくなること」や「腰での神経や血管の圧迫」が一般的には言われています。
でも、腰部脊柱管狭窄症は、鍼灸治療でしびれや痛みが軽減したり解消したりする場合も多いんです。鍼灸で動脈硬化を改善することは恐らくできませんし、神経や血管の圧迫をなくすこともできません。
じゃあ、なぜしびれや痛みが改善するのか?
生理学の話になって申し訳ないんですが・・・
そもそも脚のしびれや痛みを私達はどうやって認識しているのか?それは、筋肉についているポリモーダル受容器という、色々な刺激に反応するセンサーが働くことで認識しています。歩く=筋肉が動く→ポリモーダル受容器が反応する→痛み・しびれ という流れです。
で、通常は歩いただけでは脚に痛みもしびれもない。でも、脚の筋肉が硬くなっていたら、硬くなっている筋繊維とそうでない筋繊維が混ざっていたら、筋膜がよじれるような形になっていたとしたら、まぁ、このあたりは予想の範囲ですけど、何かしらの異常が筋肉にあれば、歩くという刺激により脚の筋肉にあるポリモーダル受容器が反応すること考えられます。
鍼灸治療で、脚やお尻の筋肉を緩めることで、歩行時にこのポリモーダル受容器が反応しない状態を作れば、痛みやしびれが改善する。ということなんだろうと私は考えています。
歩くことを例にあげましたが、例えば「立ちっぱなし」の時も同じ理由で痛みやしびれが出ると考えられます。
間歇性跛行は、日常生活に大きな影響がでる症状ですので、早めの治療をおすすめいたします。
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