かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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机の角で足をぶつけた・・・自律神経のお話

   

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

昨夜は勉強会に参加し、統計について学んできました。ここ数年、めまいの研究をチームで行っているのですが、最近は、計測したデータをどう統計処理すればよいのか?が大きな壁となっています。と、いうことで、昨夜はチームリーダーが統計についての講義を行ってくださったんですが・・・めちゃくちゃわかりやすく、噛み砕いてお話してくださったのは、よくわかる!よくわかるんだけど、やっぱり専門用語と数字が多発で、正直、途中脱落・・・こりゃ、何回も聞き返さないと理解できん!!!ということで、録画を見直そうと思います。でも、今まで統計と聞いただけで別世界の話だと感じていたのが、昨夜の講義で、少し身近で面白そうなものだと感じるようになれました。

話は変わりまして・・・

今日は鍼灸師らしく、炎症と自律神経のお話をしたいと思います。

例えば、机の角に足をぶつけた。強烈な痛みの後、だんだんと赤く腫れてきた。という場合をイメージしてください。

「痛み」は、机に足をぶつけたことを、皮膚や筋膜にあるセンサー(機械刺激受容器といいます)が反応し、自律神経を介してその情報が脳に送られた結果です。

足が赤く腫れるのは、炎症を抑えるためなんですね。

炎症は、熱をもちます。熱くなりすぎると、たんぱく質の変性が起こり、患部が死んでしまいます。それはとんでもなく大変なことですよね。ですので、炎症の熱を逃がすために、皮膚にある血管を拡げるんです。すると、皮膚表面の血流量が増え、そこから体外へと熱を逃がすことができる。ぶつけた部分が赤くなるのは、皮膚表面の血流量が増えた結果です。この皮膚表面の血管を拡げる情報を伝えるのも自律神経の内の交感神経の役割です。

ただし、あくまで、交感神経(自律神経)は、情報を伝える役割をしているだけです。「情報源」ではありません。ここがすごく重要なんです。

よく「自律神経が乱れる」と言いますが、生理学上そんなことは起こりません。自律神経は正常に情報伝達をしているだけで、体に異変が起こるのは、「情報源」(根本原因)があるからなんです。そこを治療する必要があります。

体に現われる症状は「結果」です。その原因を探りそこを治療することが元気を維持するためには大事なんだと思います。

 

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