ストレスと自律神経
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
私、恭子先生へのお返しに、イチゴを渡しました。故郷の味をと思い、大分県産にしました。「おれの昼ご飯より高かったんやで~」と言って渡したら、「そういうところやで、あなたの残念なところは!」とダメ出しをくらいました・・・しかし、とにかく甘いイチゴで、喜んで食べてくれたので良かった良かった。皆さん、ハッピーホワイトデーとなりますように。
「ストレスと自律神経」
自律神経は2つの神経から成り立っています。「交感神経」と「副交感神経」です。緊張したりストレスを感じると交感神経が働き、リラックスすると副交感神経が働く、という風に言われています。
が、それは、自律神経のことをわかりやすく説明するために、かなり省略されたお話で、省略されすぎたあまり、本当の働きが伝わりにくくなってしまっているんじゃないか?と私は思っています。
自律神経とは、体の局所ごとに働く神経なんです。大雑把な話ですが、顔の自律神経と、おなかの自律神経は全く別々に働いているということです、もっと言えば、顔でも、目と鼻では自律神経の働きは別々なんです。ですので、ストレスで交感神経が働きすぎて体調が悪い・・・半身浴で副交感神経を働かせてリラックスを・・・というようなお話は、あくまでイメージ像かと思います。
例えば、お風呂でのんびり湯船につかっている時を思い浮かべてください。
はぁ~、気持ちいいなぁ。とリラックスしています。
体が温まってきて、湯に浸かっている手や足・胴体は、紅くなり、顔もほんのり紅くなっている。
この「紅くなる」のは、皮膚に分布している血管が広がっているからです。そして、それらの血管は交感神経により調節されています。血管を広げるのも縮めるのも交感神経の興奮なんです。
のんびりお風呂に浸かって気分はリラックス。でも血管を支配している交感神経は興奮という状態です。
交感神経が興奮しているので、緊張状態?ストレスを感じている状態?でも脳はリラックス状態なので副交感神経が働いている?
交感神経の働き=体の緊張・ストレス。副交感神経の働き=リラックス。この構図がそもそもあまり意味のないものなんですね。
ストレスを感じていてもいなくても、体の中では交感神経も働いているし副交感神経も働いている、それは体の局所ごとに違うということなんですね。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
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