自律神経は全身同時に働きません
おはようございます。めまい・不眠・無気力など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日は、昼休みに1時間ほどランニングをしました。梅雨ですから束の間の晴れ(曇り)は貴重な時間ですね!院内の空気清浄機のPM2.5の値が、梅雨に入ってからかなり低くなっています。(ゼロに近い)湿度の影響でしょうか?このままウィルスの浮遊もなくなればいいのになぁと思いますね。
「交感神経」
この日記でも度々登場する自律神経のお話です。
自律神経は交感神経(緊張したときに働く神経)と副交感神経(リラックスしたときに働く神経)の2つで構成されています。と、一般的には言われていますので、例えば、体の緊張を抑えるためには副交感神経を働かせなきゃいけなくて、そのためには半身浴がよい。などなどの、どちらかと言えばリラックスするための副交感神経の働かせ方が紹介されることが多いように思います。
しかし、交感神経も副交感神経も「体の局所局所」で働く神経なんです。顔の自律神経と胸の自律神経は別々に働いているんです。もっと細かく言えば、目の部分と鼻の部分の自律神経も別々に働いているんです。
ですので、半身浴をしたから全身の副交感神経が働くかといえば、そういうわけではありません。コーヒーを飲んだからカフェインが作用し、全身の交感神経が働くかといえば、そうではありません。
昨日、うつ病の患者さんを数名治療させていただきましたが、自律神経は全身同時に働いているわけではないこと。交感神経反射が起こりやすい部分に症状があらわれやすいこと。そこが治療ポイントになること。そんなお話をしながら治療いたしました。
うつ病と一言で言っても、その症状は色々あって、人それぞれです。なぜ同じ病気なのに症状が違うのか?それは、「症状=慢性疾患+きっかけ」だと私は考えています。
慢性疾患というのは、内臓のちょっとした不具合です。それが根底にあり、そこの交感神経の働きが優位になっている。そこにプラスして、人間関係とか気候変化などのストレスが加わると、症状が発症する。と考えています。なので、そもそもの慢性疾患を探し出し、そこをケアすれば、発症しにくくなりますし、症状も徐々に改善していけるかと考えています。
交感神経のお話からうつ病のお話しなってしまいましたが、また機会を設けて自律神経のお話をさせていただきたいと思います。
今日も曇り空が広がっていますが、心は晴れやかにいきたいですね~。
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