かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

*

神経のお話

   

おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」吉田和平です。

昨日は連休明けの診療で、かなりバタバタしましたが、やっぱり休日よりも、こういう日常の方が好きだなぁとあらためて実感しました。ご来院くださった患者様や、日記や動画を観てくださっている方々に感謝ですね。ありがとうございます。

 

「神経(神経痛)について考える」

今日は、神経について(極々一部になると思いますが)お話したいと思います。

皆さん、そもそも神経ってどんなイメージですか?どういうものだと思いますか?

神経は、痛みや温熱を感じとるセンサーのようなもの?筋肉を動かしているもの?内臓を動かしているもの?・・・

上記は、間違いです。

実は神経は、体の中のA部分とB部分をつなぐ「ただの線」です。電線です。USBケーブルです。

神経は情報を伝えているだけで、神経自体が痛みを感じたりはしません。仮に、神経の途中を指でつまんだとしても、それは、USBケーブルを指でつまんだ時と同じで、何も起こりません。

もし、神経が途中でほかの情報を受け取ってしまうと、「痛み」の情報を脳に伝えていたはずが、いつの間にか「匂い」に変わってしまう・・・そんな混乱が起こってしまうかもしれません。なので、神経は、神経の途中の刺激は無視するようにできているんです。これを生理学では「絶縁性」といいます。

ここでお伝えしたいのが、神経痛と言われる症状は、腰や首の背骨(脊椎)から神経がでてきた部分が、骨の変形や椎間板によって圧迫されることで痛みやしびれが起こるとされています。他にも、手首部分で神経圧迫が起こることによる手根管症候群、お尻の筋肉で神経圧迫が起こる梨状筋症候群など、やはり痛みやしびれの原因は「神経圧迫」だと言われています。

しかし、先ほど書きましたが、神経は途中の刺激は無視するようにできていますので、上記の神経圧迫では、痛みやしびれは起こらないとうことになります。

「手術をしたけど、しびれが治らない」と鍼灸院にお越しの患者さんは多いですが、それは結局上記のようなことが理由で、しびれや痛みの原因は神経圧迫以外にもあったのではないか?というのが私の考えです。

痛くて、しびれて、日常生活に支障をきたして、「もうなんとかしてほしい」という思いで患者さんも手術を受けられたんだと思いますので、手術を否定したいわけではありません。「手術をされる前に鍼灸治療を試してみる」という方法があることを知っていただけたら、と思っています。

それでは今日はこのあたりで失礼します。

今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

「神経痛」には「はりきゅう治療」

「はり治療の予約」とお電話ください。

☎079-245-3552

LINEからもお問合せいただけます。ID @huc6048b

 

 

 - かずひら日記