ギックリ腰って、腰で何が起きているのか?
おはようございます。坐骨神経痛・脊柱管狭窄症治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日ので出来事なんですが、人と会って、初対面だったので名刺交換をさせていただき、しばらく談笑していて、ふと、「この人、どこかで会ったことがあるような気が・・・」と思い始めたんです。名刺を眺めながら、う~ん、どこでお会いしたんだろうと考えていて、はっと気づきました。高校の先輩や!一学年上のサッカー部の先輩や!!パイセンや!!!髪型変わってないやん 笑 ということで、「〇〇さんって、もしかして姫路出身ですか?」とたずねると、「そうですよ~」という返事が。これはもう間違いない。「もしかして、〇〇さんですか?(当時のニックネーム)」とたずねると「やっぱりかずひらやんな??」という返事が。いや~、懐かしい再会でした。世間は狭いですね~。
「ギックリ腰って、つまりはどういう状態なんですか?」
これまた昨日のお話しなんですが、知人の方から「ギックリ腰って、腰で何が起きているんですか?」という質問をいただきました。その方は何度かギックリ腰の経験があるとのことで、あれはもう痛すぎて全気力を奪われる 笑 な~んておっしゃってました。
ギックリ腰は病名でいうと「腰椎関節ねんざ」となります。腰の骨は5つありますが、その1つ1つが関節を作っていて、それがねんざを起こした状態ということですね。しかし、足首のねんざをイメージしていただくとわかりやすいかと思いますが、足首ねんざの場合、腫れたり、熱感があったり、内出血したりしますが、ギックリ腰の場合は、腰が腫れることもないし、熱感もないし、内出血も起こりません。腰椎関節ねんざという名前はついていますが、足首ねんざと比べると、症状はずいぶんと違います。
ギックリ腰は、関節ねんざではなく、腰の筋肉や筋肉を覆っている筋膜に問題がある場合が大半だと私は考えています。筋肉や筋膜には痛みを感じとるセンサーが無数にあり、それが反応することで、耐えがたい痛みがでる。そう考えています。(逆に言うと、骨には痛みを感じとるセンサーがほぼないので、腰椎がねんざを起こしたとしても、それほど痛みはでないはずです)
ですので、ギックリ腰の治療で、対象とするのは筋肉です。はり治療では筋肉の状態をよくすることを行います。それが痛みの軽減、解消になります。
と、そんなお話を知人の方にしたら、「へぇ~、骨がずれたり、筋肉が切れたりはしてないんですね」という感想をいただきました。そうなんです、ギックリ腰は骨の異常や筋断裂はありません。ですので、レントゲンでもこれといった以上はない場合が大半です。
ギックリ腰は痛みが強いので、「腰が相当悪くなってしまっているんじゃないか?」と心配されるかたもいらっしゃるかもしれませんが、筋肉の状態をよくすれば治りますし、予防もできますよ。
因みに、下痢や便秘など、大腸の異常でギックリ腰は起こしやすくなりますので、お気を付けくださいね。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
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