原因論と目的論
おはようございます。肩こり・腰痛・足の痛みなど、筋肉の痛み治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日・今日と、地元松原八幡神社の厄除祭です。院のお守りも新しくなりました。一年間、平穏な日々でありますように!
「目的論」
私が夢中になって読んだ本の中に「嫌われる勇気」があります。かなり有名になった本ですので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
その本は、アドラー心理学に基づいた内容で、その中で「原因論」と「目的論」というお話がでてきます。
私の日常シーンでお話ししますと、息子がなかなか宿題をしなかったから「早く宿題をしてしまえ!」と大きな声で怒った。これが「原因論」です。一方、イライラしていた私が居て、その時、たまたま宿題をしなかった息子を見た。イライラを解消したかった私は、宿題をしない息子を理由にして、ストレス解消のために大きな声で怒った。これが「目的論」です。最初から大きな声で怒ることが目的だったというわけですね。
こういうことって、日常よくあると思うんです。仕事でわからないことがあったから、上司に声をかけた瞬間「ちょっと後にしてくれへん?怒」といきなり怒られた。とか、一日の出来事を帰宅した旦那さんに話ししようとしたら「今日は疲れてるねん」と怒られたとか。
先日(休日)のことなんですが、その日、私はイライラしていました。自分で認識できるくらいですから、家族にもイライラしていることは伝わってしまっていたと思います。イライラしていた理由は、減量していて、食べたいものが食べられないこと、カロリー不足になっていたこと、それに加え、早朝からランニングで体を追い込んだこと・・・全部、自分がしたくてしていることなのに・・・ただただ、その日は自分でもコントロールがしにくいくらい苛立っていたんです。
で、恭子先生と食材の買い物に行った先で、携帯電話?インターネット?の営業ブースがあり、お店の方がティッシュを配られていたんです。その前を通りかかったとき、当然、お店の方は「ティッシュどうぞ~」って、差し出してくれました。これは、私が苛立っていたからではなく、日頃からあまりティッシュを受け取らない私、その時も「あっ、結構です」と会釈を交え、言ったんです。そこで、ほとんどの場合何事もなくやり取りが終わるはずなんですが、そのお店の方は、私と並行するように歩きながら、再び「ティッシュどうぞ~」と差し出してくる。苛立ってくる私・・・もう一度「いや、結構です」と伝えると、今度は「どこの携帯電話をお使いですか?」と聞いてくる店員さん。この瞬間、「いらないって言ってるやろ!!」と大きな声を出してしまいたい衝動にかられました。
衝動にかられただけで、実際には言ってないですよ 笑
一瞬、アドラー心理学の「目的論」が頭をよぎったんです。
あっ、今日は自分は苛立っているんや。誰かに八つ当たりしたいだけなんや。と。
冷静に考えたら、店員さんに「ちょっと急いでいるんで、ごめんなさい」とか言えば済む話で、苛立つ必要なんて全くない。
いやぁ、定期的に「嫌われる勇気」を読み返す必要があるなぁ・・・
後日談ですが、恭子先生から「あの日、イライラ爆発してたやろ??笑」と言われ、謝るしかなかったです・・・
今日も1日笑顔で過ごそうっと。
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