筋肉がつながっているから?
おはようございます。自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
芸能人の岡村隆史さんが結婚されたというニュースを見ましたが、昨夜、私がお世話になっている方から「結婚するねん」というお電話をいただきました。いいですね~、こういう明るいニュース!!
「(協同筋(共動筋)」
はり治療をしていると、患者さんが「普段、そこも痛むんですよね~、やっぱり筋肉ってつながっているんですね」とおっしゃることがよくあります。例えば、五十肩で肩の関節が痛んでいる人が、実は首にも痛みがある。とか、腰痛の人が実はお尻にも痛みがある。とか・・・
肩を覆っている三角筋という筋肉がありますが、三角筋は首にまで伸びてはいません。腰痛の原因となりやすい広背筋という筋肉もお尻までは伸びていません。そうなんです、筋肉がつながっているから色々なところに痛みがでているわけじゃないんです。
1つの考え方として「協同筋」という考え方があります。例えば、床に置いてある重たい物を持ち上げるときは、お尻の筋肉と太もも裏の筋肉が同時に働きます。例えば、窓の拭き掃除をするときは、肩の筋肉と胸の筋肉が同時に働きます。このような1つの動きに対して同時に働く筋肉を「協同筋」と言います。
草引きをした翌日や翌々日に、お尻から太もも裏にかけて筋肉痛がでた、なんて経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、あれは、筋肉がつながっているからではなく、立ったりしゃがんだりしたときに、お尻と太もも裏の筋肉が同時に動いた結果、2つの筋肉に筋肉痛が現れたからなんです。
この協同筋という考え方は、治療の際にも大事で、痛みがでている部分だけでなく、「ここに痛みがある(こういう動きで痛みがある)なら、こっちに負担がかかるはずだから治療しておいた方がいいな」とか「ここに痛みがあるなら、こっちの予防が必要だな」ということにつながります。
昨夜から降り続いた雨が、小雨になってきました。週末は晴れたらいいですね!!それでは今日もお元気で!
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