めまい、不眠、動悸、吐き気、集中力低下・・・根本原因は?
おはようございます!めまい・頭痛・冷えのぼせなど自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
先日、神戸元町にある結婚式場に行きました。な神聖な空気が流れているようで、なんかいい感じでした。あぁ、心が洗われる・・・って、そんなに心汚れてないわっ!!
はい、あまり面白くもない一人ボケ一人突っ込みを言って自己満足したところで、本日の日記です。
「めまい、頭痛、食欲不振、多汗、動悸、今までできていたことができない、記憶が飛んでしまう、集中力がない・・・」
上記のような症状が一人の人間に同時に起こる。これは大変な状況です。日常生活にものすごく支障があると思います。
しかし、当院に来院される患者さんに多い。いや、たぶん、世の中には、こんな大変な症状でお悩みの方が多いんだと思います。
昨日も、上記のような症状でお困りの方が来院されましたし、ご相談もいただきました。
そういえば、昨夜、息子と一緒にTVで名探偵コナンを見ていたんですが、登場人物の「蘭」が、襲われたショックと、偶然にも犯人の顔をみてしまったショックで記憶喪失になるという内容がありました。
あまりに強いストレスを受けると、脳はこれ以上外部からの情報をインプットしないようにするため、一時的にフリーズしてしまうんですね。
パニック障害の方が、人混みに入った途端、意識を失って倒れる。うつ病の方が、今までできていたはずの料理が途中でやり方がわからなくなってしまう。これも、脳が一時的にフリーズを起こした結果だと思います。
ここからは、私の推測・考えですが・・・
根本原因は「バランス感覚失調」だと考えています。バランス感覚には、耳の中の三半規管が重要な働きをしていますが、ここに何らかの異常がある。すると、24時間ず~っと、バランス感覚が悪く、常に異常な感覚が脳に送られる。これが脳がフリーズしてしまう根本原因ではないか?と考えています。(ちなみに、バランス感覚の異常は、自覚症状として感じにくいので、ふらふらする感覚や、明らかなめまい感を感じている時点では、かなりひどい状だと思います)
ここからは解剖学や生理学で判明しているお話しですが、バランス感覚は耳の中にある三半規管から脳に伝えられるわけですが、その途中に前庭神経核という部分を通ります。この前庭神経核は、神経線維の集まりで、ここから色々な部分に神経線維がつながっています。なので、反射によって、色々な自律神経症状が起こってしまう。
三半規管の不調はめまいやふらつきだけでなく、不眠や吐き気、胃腸の不調、血圧異常、動悸、集中力低下、記憶障害・・・色々な症状を引き起こしてしまう可能性があるんですね。
なので、うつ病や神経症で、色々な症状が現れている方の根本原因の1つに三半規管の異常(バランス感覚の異常)があるんじゃないか?と私は思っています。
昨日、来院された患者さんは、脳神経外科やその他病院で色々検査を受けられていますが、異常はなしということで、ひとまず安心でした。というわけで、徹底的に三半規管の治療を行います。
早くよくなって、日常生活に支障がでなくなるように、これが目標です。
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