患者さんの気持ち

2018/08/02

おはようございますかずひら鍼灸院の吉田和平です。

お盆休みに、兄とサイクリングに行く予定にしているんですが、今回はやや近場の兵庫県稲美町に行こうかと思っています。という話をスタッフの岸田先生にしたら、「今、稲美町が熱いんです！」と教えてくれました。オシャレな喫茶店、いや、カフェとか、おいしそうなパン屋さん等々、色々お店があるようですね。稲美通な人を「イナミスト」と呼ぶらしいです。知らなかった・・・

「患者さんの気持ち」

先日、お母さんと息子さんが一緒に来院されました。治療を受けるのは息子さんで、お母さんはその付き添い（車での送迎）です。

で、治療後、息子さんの症状について、お母さんとお話ししていたんですが、「早く治ってほしいけど、自分の意志では何ともできないですしね～」とお母さんはおっしゃっていました。

そうなんですよね。「早く良くなりたい」と思うのは当然のことだと思います。そのために色々な努力をされている方もいらっしゃると思います。

全ての症状には「自律神経」が関わっています。

え？私、腰痛なんですけど・・・と、そう思われたあなた！腰痛にも実は自律神経が関わっています。

そして、自律神経は、自分の意志では動かせません。

例えば、道を歩いていて、後ろから「わっ！！」って大きな声をかけられたとします。当然、ビクッとなって、たぶん後ろを振り返りますよね。ビクッとなった瞬間、すでに自律神経は働き、心拍数を上げています。だから、ドキドキするんですね。

ビックリしたとき、自分の意志で心拍数をあげないようにできる人なんて、この世にはいません　笑

ただ、自律神経は勝手に働きすぎることもありません。特定部分の自律神経が過剰に働いているのは（自律神経失調症など）、体内のどこかに、自律神経を働かせすぎる原因があるんです。

この原因を治療することが、回復への最も近道です。

「早くよくなりたい」という患者さんの気持ちは、私も経験があります。昔、サッカーでけがをしてしまって、練習も試合も出来なくなったとき「早く治らへんかなぁ」とずっと思っていました。