痛みの原因は・・・

寒さもほんの少し緩み、季節の変わり目が近づいてきていますが、この時期は体調を崩しやすいですのでくれぐれもお気をつけくださいね

さてさて「いつもと何も変わったことしてへんのに、腰が痛くなった」というようなことをよく患者様からおうかがいします。これって不思議なことだと思いませんか？？だって、いつもと同じことをしていたのに、昨日まで大丈夫だった腰に今日は痛みがでているんですよ？？

日頃の疲れがたまっていて、それがたまたまちょっとした拍子に（意識にものぼらないような日常的な動作）腰の痛みにつながってしまった。ということが考えられます。

そしてもうひとつ。
内臓からの反射により、筋肉が硬くなった可能性。これ重要です。
内臓の状態は日々変わります。病的でなくても「なんとなく胃がもたれるなぁ」とか「のどがイガイガする」といった自覚症状がある場合や、それさえもないが、微妙に調子が悪い時もあります。その反射が、腰の筋肉や肩や首の筋肉に現れ、結果硬く凝ってしまうんです。

胃がんの患者様が腰痛や背中痛を訴えることがあるのは有名ですよね。あれもひとつの内臓からの反射です。

話はそれましたが、腰痛や、肩コリなどの「筋肉の問題」だと思いがちな症状でも、内臓の状態はチェックした方が良いんです。

「胃の調子はどうですか？」「便通は正常ですか？」と。

私の治療ではおなかも触診して弱っている部分がないかをチェックすることが多いです。

内臓の調子を整えられることは鍼灸治療の魅力のひとつだと私は思います。それにより、腰痛や肩こりの根本的治療ができるからです。

もし、あなたが、慢性的な痛みや凝りでお困りであれば、ぜひ鍼灸治療をお試しください。