大げさかもしれませんが・・・

散髪の行きかえりの道中、車の中で、あるＤＶＤをかけていたんです。そのＤＶＤは一人のおじさんがしゃべってるんですけど、そのおじさんが言ってました。

「日本は先進国であるはずなのに、なぜ国民がこうも明日が不安で仕方がないのか？それは企業が不安をあおるような商売をしているからだ」と。

これが正しいのかどうなのかはわかりませんが・・・

商品には、問題を解決するためのものと、希望（願望）を叶えるためのものの２種類があると言われています。例えばカゼ薬は、熱を下げるとか頭痛を抑えるとか、問題解決のために買いますよね？その一方で、ブランド物のバッグなんかは、ステータスのためだったりするわけですよね。「よりよい生活」といった感じでしょうか。

私の業種、鍼灸院は、どちらかと言えば問題解決型だと思うんですが、その分、しっかりと症状や治療についての説明ができないと、先ほどのＤＶＤのおじさんが言う通りで、「不安をあおるだけ」になってしまう気がするんです。

逆に、その説明ができて、患者さんにも伝えることができれば、どんなにひどい症状の患者さんでも、幾分かの希望を持って治療に来ていただくことができるかなと。

な～んか自分でも何を言っているのかわからなくなってきましたが、とにかく、患者さんに希望を持っていただけるようにするのも私の仕事かなと思うんです。大げさかもしれませんが。

そんな風に思う今日この頃です