願いを込めて
2017/03/31
こんにちは昨夜、初めて大河ドラマ「平清盛」を観た吉田和平です
視聴率が低迷しているそうですが、面白かったです。(と、私は思いました)
今日の午前中は、待合室で2人の患者さんが待つという、当院としては異常事態と言えることが起こりました。
治療は予約制なので、待っていただくことはほとんどないのですが・・・
(お待たせしてしまいすいません)
午前診最後の患者さんの治療を始めた時、その患者さんが「先生は優しいですね~」とおっしゃったんです
今日、初めてお会いした患者さんでしたので、私のどこを見てそうおっしゃっているのかが分からず、「ど、どこがですか?」と思わず聞き返してしまいました。
その患者さん曰く、患者さんへの言葉が丁寧だから。混んでいても、患者さんが帰るときは玄関まで見送っているから。だそうです。
あ、ありがとうございます。そんなところまで見て頂いて・・・
患者さんを玄関まで見送るのは、「クセ」ですね・・・
高校時代サッカー部だった私は、監督から「お客さんはちゃんと迎えて、しっかり見送れ。姿が見えなくなるまで見送れ」と教えていただきました。
今もその時のクセがしみこんでます。(さすがに、姿が見えなくなるまでは時間の都合上ムリなんですが)
と、いうわけで、せめて玄関までは・・・ということなんです。
それともう一つ。
「元気でいてくださいね」という願いを込めて、お見送りしてます。
「ここに来て良かった」と思っていただきたいので、どんなに症状がひどい方にも、最後は「元気でいてくださいね」って笑顔でお見送りしたいんです。かける言葉は「お大事に」かもしれないし、次の予約をお取りしている方であれば「次回をお待ちしてますね」かもしれないし、それは色々なんですが、私の気持ちとしては「元気でいてくださいね」なんです。そんな願いを込めてます。
患者さんが鍼灸院を出られるまでが治療。そんな風に思ってます。
小学校の時によく言われた「家に帰るまでが遠足」みたいですけど・・・
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