腱鞘炎

泣ける物語です。

それにしても、小説を書く人は、なぜあんなに素敵な文章表現ができるのか？不思議で、うらやましいです

さてさて、先日、手の腱鞘炎の患者さんが来られました。

日々、湿布をしていたけれど、治らず、逆に症状がひどくなってしまい、インターネットで色々検索した結果、鍼灸が有効との情報を得て、来院に至ったということでした。

この患者さん、今まで私が出会った腱鞘炎の中でも１番ひどかったんじゃないかと思います。

痛みで親指がほとんど動かせなかったんです。

これは大変です。日常生活にもかなり影響がでるはずです。

と、いうわけで、鍼・灸を用いて治療。その後、患部をアイシングしました。

患者さんが「え？冷やしてイイんですか？？」

とおっしゃったので「ダメなんですか？」

と逆に聞き返してしまったんですが、インターネットには「冷やすのは厳禁」と書いてあったそうです。

う～ん・・・

色々な治療理論があるので、一概にこれが正しいとは言えませんけど、ひどく炎症が起こっている場合は冷やすことも効果的だと私は考えます。

「腰だから冷やしてはいけない」「体は温めたら良くなる」というのも時と場合によります。

今回の腱鞘炎はアイシングまでして大正解でした。

治療後、すぐに指が動くようになり、痛みもかなり軽減。

２回目の治療に来られた時も「かなり動かせるようになってます」とおっしゃってました。

良かった

腱鞘炎と言っても、種類・症状は様々です。今回は鍼灸が有効だった例をご紹介いたしました。

「腱鞘炎」は鍼灸で治療できます。
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