うつ病と首肩こり
2017/03/31
おはようございます今年最後の診療日を迎えた吉田和平です今年が終わると思うと、何だか寂しいです
さて、当院には、自律神経失調症やうつ病の患者さんも治療に来られます。
先日も、うつ病と診断された患者さんが来られました。
主訴は首肩のこり感。
触診すると、首肩の中でも、首の1部分の筋肉が異様なほど硬いんです。(緊張している)
そして、たぶんそれが原因で、首の回りが悪い・・・
ここで考えなければいけないのは、この筋肉の緊張の原因が「うつ」なのか?ということです。
うつ病と首肩コリに因果関係はあるのか?ということです。
うつ病は、解っていないことが多く、断言はできませんが今回の患者さんの場合、因果関係は極めて薄いんじゃないかと考えました。
1部分の筋肉が緊張しているということは、その筋肉が緊張するような情報(炎症情報)がどこかから入力されていると考えられます。
その情報が「うつ」だとは考えにくいんですね。
では、どこに原因があるのか?
内耳・鼻・眼と考え治療しました。
(眼や鼻や耳に鍼を刺すわけではありませんよ~)
もちろん、緊張している筋肉の治療も行いました。
治療後は、首の回転角度が広がり、患者さんも「あっ、動く」とおっしゃってました。
(ただ、症状がひどく、完治ではないので継続しての治療が必要です)
うつ病だから、首肩のコリはあって当然。
と考えず、なんでそんな症状が起こるのか?と考えると、治療の答えが見えてくる。
そんな経験でした。
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☎0120-143-552 かずひら鍼灸院
年内治療は本日が最終です。
年始は1月5日(土)より行います。