２０１３年最後の日記

さてさて、１２月２８日の神戸新聞に筋ジストロフィーの治療についての記事が掲載されていました。

筋ジストロフィーは、筋肉自体に遺伝性の異常があり、進行性に筋肉の破壊が起こる様々な疾患の総称です。

いくつかの種類に分けられるんですが、今回の記事は、デュシェンヌ型と言われるものに対して、ステロイドを使用した場合、使用していない患者さんよりも歩ける期間が長いという研究結果でした。

ステロイドの炎症を抑える効果がイイのでは？ということらしいです。

研究によって、実に色々なことがわかるんですね～。

医学の進歩ってすごいなぁ。

と、思いつつ・・・

炎症を抑える。筋肉の緊張を緩和するって・・・

鍼灸の得意分野じゃないですか

しかも、鍼灸はステロイドとは違い、炎症を抑えたい部分にピンポイントで治療を施せる。

もしかしたら、ステロイド治療との併用でさらなる効果が期待できるのかも。

と、そんなことをふと思いました。

鍼灸治療が、少しでも患者さんのお役に立てるように、当院が、少しでも患者さんの健康のお役に立てるように。

そんな想いを込めて、来年もまた一生懸命、勉強・治療に励んでまいります。

２０１３年、お世話になりました。

また来年もよろしくお願いいたします。

それでは皆さん、よいお年をお迎えください。