内臓の炎症

さて、当院で初めて鍼灸治療を受けられる患者さんには、私が行う治療の理論を説明しています。

例えば・・・腰が痛くなる原因の１つに、内臓、特に胃とか腸・膀胱・子宮等、腹部にある臓器の不調が考えられます。その理由は・・・

と、こんな感じで説明をしていきます。

患者さんの中には、「内臓の不調はないですけど」とおっしゃる方もいます。

そうですね、確かに、自覚症状が無い場合もあります。

が、内臓は、毎日毎日同じ状態ではありません。

食べ物を食べると、色々な雑菌が胃腸に入ります。これが原因で、粘膜に小さな炎症がおきることもあります。それくらいでは、自覚症状としては表れないですが、炎症は起きているんですね。

この炎症が反射的に腰やお尻の筋肉を硬くしてしまうんです。

体にはホメオスターシスと言って、体の状態をできる限り一定に保つためにシステムが備わっています。

が、時に、これが崩れることもあります。

ちょっと腰が重いなぁ。と、いう状態になれば、治療することをおすすめいたします。