鼻炎ないですか？

さてさて、首肩コリで来院される患者さんの中で、顔（特に鼻周辺）が赤みを帯びている方を時々見かけます。

「鼻炎ないですか？」と尋ねると、多くの方が「あります」とおっしゃいます。

顔が赤くなるのは、鼻粘膜に炎症が起こり、その反射により、顔表面の血管が拡張しているからなんですね。

そして、その鼻粘膜の炎症は、運動神経を介して首や肩の筋肉を硬くしてしまうんです。

と、いうことで、私が行う治療は、肩こりの場合でも、鼻（鼻の穴の横）に鍼をします。

え～、そんな部分に鍼！？コワ～・・・

と思われた方。

今は顔専用の短～くて、細～い鍼があるので、痛みはないんです。

なぜ、その症状が起きているのか？

それを解剖学的・生理学的に考えた時、実は患部だけの治療では不十分なことが多いんです。

症状とその根本原因を同時に治療する。

それが私の目指す・行う治療です。