交感神経と副交感神経
2017/03/31
こんにちは昨日、患者さんと世間話をしている途中「先生、今日はツッコミが素晴らしいですね」と褒められた吉田和平です。はい、確かに、自分でも驚くほどウマくツッコミができました。ただ、そんなことは年に1回もないので、次は来年か再来年になりそうです
今日は、甥っ子1歳の誕生日最近甥っ子が遊んでいる三輪車のカゴ?に素敵なプレゼントが届いていました。それは日記の最後で・・・
さてさて、自律神経は、交感神経・副交感神経という2つの神経で成り立っています。交感神経は、興奮した時に働く神経で、副交感神経はリラックスした時に働く神経と言われています。
その2つの神経が、シーソーのように、うまくバランスを取りながら生命は維持されている。と、いうわけです。
しかし・・・
これはものすご~く曖昧な表現なんです。
まず、体の中には、交感神経しかない部分もあります。
それは「血管」です。(一部血管には副交感神経もあります)
血管は、交感神経が緊張すると収縮・抑制されると拡張します。
このように、交感神経・副交感神経がシーソーのように働いていない部分もあります。
そして、さらに重要な点ですが、交感神経も副交感神経も、体全体を支配しているわけではないということです。
胃にある交感神経・副交感神経と、心臓にある交感神経・副交感神経は別々のものということです。
なので、興奮したら全身の交感神経の働きが活発になるわけではありません。
自律神経は体の局所を守るための保護機能であり、その集合体により体全体が守られているんですね。
「自律神経のバランスを整えておきました」とは、治療家が良く使う言葉かもしれませんが、実は極めて曖昧な表現なんです。
自律神経の異常は、レントゲンを撮っても異常は見つかりません。MRIでも異常は見つかりません。血液検査でも異常は見つかりません。
ただ、内臓体性反射という反射をヒントに探ることはできます。そして、体性内臓反射という反射を用いて、鍼灸で治療することができるものも多いです。
原因不明の症状でお困りの方、一度鍼灸治療をお試しください。
さてさて、冒頭、甥っ子への誕生日プレゼントですが、こちら。
な、なんでこんなところに大根??
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