５歳の男の子

現在、ここ姫路は、強風です。皆さん、お出かけの際は十分ご注意くださいね。

さて、少し前から、夜尿症の患者さんの治療を行っています。

５歳の患者さん。可愛い小さな男の子。

まぁ、これくらいの年齢なら、夜尿症ではないのかもしれませんが、一時は、１か月ほど連続で「おねしょ」がでなかったそうで、そろそろ無くなったのかな？と思った矢先、３日連続おねしょ、１日空いて、また連続ということになったそうです。本人よりもご両親が不安に思い来院されたというわけです。

寝る前にたくさん水分を摂らない。寝る前にトイレを済ませる。おねしょをしても絶対に怒らない。など、考えられることは行っているとのこと。

そうそう、おねしょって、つい怒ってしまいそうになるんですが、怒って止まるものでもないんですよね。そもそも寝ている間に起こるものなので、自分の意思ではどうすることもできないものですから。

この男の子の場合、日中のトイレの回数が正常であるため、膀胱容量（おしっこを貯められる量）は正常だと考えられます。

なので、水分補給が多かったとしても、それが、おねしょの原因とは考えにくいんです。

要は、膀胱におしっこが貯まってきた時に、それを脳が感じる前に、反射的に排尿してしまっていることが問題です。

その原因は・・・

ストレス？疲労？

ではなく、膀胱粘膜に起こっている小さな炎症ではないか？と私は考えています。

おしっこが出てしまいやすい環境が体内で出来上がっているんだと考えています。

治療は、ローラー鍼という刺さない鍼で、下腹部（膀胱部分）を擦るだけです。

１回目の治療では、くすぐったくて我慢ができない様子でしたので、意識をそらすため、今は本人に治療間、歌ってもらってます（笑）

で、４回治療をしたんですが、最近、おねしょは、１週間に１回ほどです。

おねしょ卒業までは、あと少し！頑張るぞ！！

「夜尿症」には「はり・きゅう治療」
刺さない鍼で治療します。
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☎０１２０－１４３－５５２　　かずひら鍼灸院