皮膚をさするということ
2017/03/31
こんにちは!只今、外出先で日記を書いている吉田和平です。コーヒーを飲みながら、ノートパソコンを開く・・・忙しいビジネスマンになった気分です!
しかし!お使いのブラウザに対応しておりません。ごく基本的な編集機能しか使用できない恐れがあります。という注意書きが、パソコン画面に表示されています。事実、いつもの文字の大きさにできません。フォントも変えられません。絵文字も使えません。。。
さ、気を取り直して・・・
今日は、自律神経のお話しです。
自律神経は、交感神経・副交感神経の2つから成ります。交感神経は「興奮した時に働く」副交感神経は「落ち着いているときに働く」と言われています。この交感神経・副交感神経がシーソーのようにバランスをとることで、人間は生命を維持している。と言われています。
これは間違いではありません。
ただ、シーソーのようにというのは、少々語弊があります。
実際は、交感神経の働く度合(振れ幅)は非常に大きく、副交感神経の振れ幅は小さいんです。
睡眠中は、交感神経の働きも、副交感神経の働きも両方とも落ちるんです。
やや話がそれました・・・
日頃、私たちが感じる体の不調は、特定部分の交感神経が優位になって起こるものが多いです。
世の中には、「交感神経の働きを抑える方法」「副交感神経を優位にすれば病気が治る」のような本もいろいろでていますね。
ただ、自律神経と、一言で言っても、顔と、おなかでは、まったく別なんです。顔の交感神経が働くと、おなかの交感神経も働く。こんな風にはできてないんです。(もしそんな仕組みだったら、涙を流すと、便が漏れるというような、とっても厄介なことが起こってしまいます)
またまた話がそれました・・・
私が言いたいのは、痛みやだるさを感じたら、その部分を優しくさすってみてください。
へっ?そんな原始的な方法??
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、おなかが痛けりゃおなかをさする。動悸がするなら胸をなでる。腰が痛けりゃ腰をさする。
さすることで、その部分の交感神経を介して痛みをおさえることができます。(痛みには交感神経がかかわっています)
もちろん、これは一時的な対処法ですので、早めの治療をお勧めいたします。
ちなみに、痛みではありませんが、めまいがするとき、両耳の耳たぶの付け根を揉むと、めまいが軽くなる。というのは、割と有名なお話しです。これも、皮膚を刺激することで、交感神経を介して耳の中にある三半規管の炎症を抑えることができるという理論です。
皮膚をさするというのは、ごく簡単ですが、なかなか理にかなった治療法なんですよ。
「痛み」には「はり・きゅう治療」
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