ヒザ下の枕で腰痛軽減!?
2017/03/31
おはようございます今日は、かなり分厚い靴下をはいた、「かずひら鍼灸院」吉田和平です。ようやく冬らしい寒さになりましたね。足元の冷えには十分ご注意ください!
さて、先日初来院された患者さん。
主訴ではなかったんですが、過去に腰の骨を圧迫骨折しているとのことで、仰向けに寝ると痛むとのことでした。(腰椎圧迫骨折って、骨が治っても、痛みが残る場合が多いように思います。骨が原因ではなく、周辺組織に痛みの原因があると考えられます)
仰向けでの治療を避けることも考えたんですが、より効果的な治療を行うためには、やはり仰向けでの治療が必要・・・そこで、短時間だけ、仰向けでの治療を行うことにしたんです。
仰向けになっていただいた際、ヒザ下に枕を入れて、ヒザがやや曲がった状態になるようにしました。
すると、患者さんが「この状態はラクやね~」とおっしゃったんです。
真っ直ぐにヒザを伸ばした状態で仰向けに寝ると、腰の骨が前弯状態となり、それに伴い腰の筋肉が緊張状態となります。これにより、痛みがでやすくなると考えられます。
それが、ヒザを少し曲げた状態にすると、腰の骨の前弯が軽減され、腰の筋肉への負担が減ります。なので、腰の痛みがでにくい、ラクなんですね。
これは、腰椎圧迫骨折の後遺症だけでなく、腰痛全般に共通して言えることだと思います。
先ほどの患者さんは、日頃、就寝する時は、ヒザを立てているそうで「そうか、こうやってヒザ下に枕でも入れるとラクなんや」とおっしゃっていました。
ただ、ヒザ下に枕を入れると、寝返りがうち難いというデメリットもあります。が、腰痛でしんどい方には、この方法はおすすめです。
ぜひお試しください。
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