特殊な治療
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
終わりました!!地元地域の夏祭り。
今年は準備から携わらせていただきましたが、まあまあ、いや、かなり、いやめちゃくちゃ大変な準備でした。祭りが始まるころには疲れ切ってました 笑 でも、祭りに来てくれた子供さんの笑顔を見ると、そんな疲れも吹っ飛びましたね。私の娘も「お祭り楽しかった」と言ってましたし、息子(中3)は最後の最後の片づけまで手伝ってくれました。最近は地域行事=面倒くさい、という風潮もあるように思いますし、私も今自治会の役をしていて「面倒くさいな」と思うことも多々ありますが(あっ、ついつい本音が・・・)しかし、昨日は、地域の力と言いますか、人が一致団結したときの力を感じました。
さてさて話は変わりまして。
今日は「特殊なはりきゅう治療」というお話をしてみたいと思います。
先日、患者さんとお話をしていて「〇〇治療っていう名前のはり治療のことをインターネットで知ったんですけど、特殊な治療なんですか?」というご質問をいただいたんです。患者さん情報によりますと治療費が1回〇万円だそうです。
私はその〇〇治療について詳しく知らないので、特殊な治療なのか否かはわかりません。そして、1回〇万円が高いのか安いのかも判断ができません。
ですので、〇〇治療のお話は何もできませんので、それはさて置き。
「特殊な治療」と聞くと、中身はよくわからないけど効果がありそうなイメージを抱く方もいらっしゃると思います。
なので、「私も含め」ですけど、当院はこんな治療を行ってます、とか、他院の治療とはここが違います、というようなことをHPやSNSで言いたがる←私も含め(2回目言っときます)・・・
でも、自称特殊な治療は、裏を返せば、独創的?真偽不明?な場合もあるとも言えます。
例えば、病院で行うガンの治療には「標準治療」というものがあります。
標準治療と聞くと、「一般的な最低限の治療」という意味に思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、もっと特殊な治療があると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「標準治療」とは「現時点での最適な治療」という意味なんですね。色々な研究や論文から導き出された科学的根拠を踏まえた治療、ということなんです。
はりきゅうに話を戻しますが、特殊そうに見える治療はたくさん存在すると思います。はりを何百本も刺す、その逆に1本しか刺さない、長~いがはりを体の深いところまで刺す、その逆に刺さないはりを使う。大きなお灸を何カ所も行う、治療費が〇万円する、1回の治療時間がものすごく短い(もしくは長い)などなど・・・
誤解のないように何度も言いますが、これらはなんら悪いわけではありませんし、違法でもありません。私も必要があれば長めのはりを使うこともありますし、本数が増えることもあります。
大事なのは、そこに明確な理由があるかどうかかと思います。科学的・医学的根拠がどれくらいあるかです。
そんなエラそうなことを言っているお前はどうなんだ?ということなんですけど、私の場合は、なぜその部分にはりをするのか、なぜその角度ではりを刺すのか、なぜその深さまではりを入れるのか、これが解剖学や生理学に基づいたものになっているか否か。ということを念頭に治療しています。これは私の考え方ですが、解剖学と生理学(この2つは体の基本構造を記した学問です)が大事だと思うんです。
というわけで、私の治療は、特殊なものではなく、医学知識がある方が聞いても、患者さんが聞いても「そりゃそうよね」と納得していただける理論と手技でありたいし、今後もそれを目指したいと思います。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
今週は絶対釣りに行くんだと変な決意をしています。
「肩がこりすぎて痛みがある」そんなときは「はりきゅう治療」
「はり治療の予約」とお電話ください。
☎079-245-3552
LINEからもご予約うけたまわります。ID @huc6048b
インスタグラムにて1分動画アップ中