否定するつもりはないんだけど
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
5月にある全日本鍼灸学会での研究発表に向けて、昨年末から抄録(こんな研究をして、こんな結果になりました。ということを800文字以内でまとめたもの)を書いて提出していたんです。先日、「先生の演題は登録承認されました」という通知が届きました。え?承認が必要なん?ってことは未承認もあるってこと?提出さえすれば発表できると思っていた学会ド素人な私です。まぁ、知らぬが仏とも言うし、とにかくなんでもやってみようと思ってます。
さてさて、話は変わりまして・・・
今日は「効果的なはり」というお話をしてみようと思います。
最近は、YoutubeやSNSでもはりきゅう治療の動画を見ることができますね。因みに、私もインスタグラムで毎日1分動画を配信しています。治療風景ではありませんが。
全然知られてはいませんが、実はYoutubeチャンネルもあります。再生回数10回とかですけど・・・笑 というのは笑い話ですけど、なんとか動画の再生回数を上げようと、過激な施術を行う動画が増えたなぁと思う今日この頃。←完全に私の個人的見解です。他の治療法を否定する意図はありません。
これからお話することは、あくまで「私はこう考えています」ということです。
例えば、腰痛に対する治療で、(筋肉に対する治療だと考えてください)最重要なのは「表層筋」です。体表にある筋肉を表層筋、その奥にある筋肉を深層筋と言いますが、まずは表層筋から治療するのが私の治療の原則です。
理由はいくつかあります。
①表層筋は深層筋に比べ大きい。
なぜ、表層筋は大きいのか?それは、大きな力を発揮できるようにです。重たいものを持ち上げる時、深層筋と表層筋、どちらにより多くの負荷がかかるかと言えば、間違いなく表層筋なんです。ですので、痛める確率も表層筋の方が高い。
②深層筋に比べ、表層筋には痛みを感じとるセンサーが多く存在する。
人間の体は、体表に近づけば近づくほど痛みを感じ取れるようになっています。外敵から身を守るためです。ですので、体の中で一番痛みに敏感なのは皮膚です。筋肉で考えても、深層筋よりも表層筋の方が痛みに敏感に出来ています。
上記2点から考えると、腰痛(首の痛みやひざの痛みでも同じですが)の時に、いきなり深層にある小さな筋肉を狙って治療する必要があるか?というと、そうではありません。まず、表層にある大きな筋肉を治療する。そこがよくなったら、徐々に深層筋の治療にはいる。これが私の治療の原則です。
ということで、私のはり治療は、長~いはりを体の深くまで刺すことも滅多にありませんし、はりを100本200本と刺すこともありません。地味~なはり治療です 笑 でも、生理学に基づいて1本ずつ理由がある治療です。
それでは今日はこのあたりで失礼します。
明日はサッカーの練習試合。頑張るぞ!って、試合するのは私じゃななく子供達です。私はベンチに座って少年選手たちを応援します!
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