国家試験
おはようございます。めまい・神経痛治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
今朝、娘と恭子先生がたて続けに「明日も雨?」と聞いてきました。え~っと、私は天気予報じゃないので知りません 笑 と思う反面、私は出かける際に恭子先生に「次の電車の時間は何時?」と聞いてしまう。恭子先生は時刻表ではありません 笑
さてさて、話は変わりまして・・・
そういえば、2月末に鍼灸国家試験が行われたんですね。ということで、今日は国家試験のお話をしてみたいと思います。
私は、鍼灸の学校関係者ではありませんので、最近の国家試験の傾向を熟知してるわけではありませんが、数年前に、鍼灸国家試験対策本の監修を行ったことがあるので、その経験を踏まえてお話いたします。
鍼灸師になるためには、3年間(もしくは4年制の学校もありますが)に通い、決められたカリキュラムを受けた後、国家試験を通過する必要があります。
で、3年生ともなると、いよいよ国試に向けて猛勉強が始まるわけなんですね。こんなことを言うと学校の先生に怒られるかもしれませんが、鍼灸師の国家試験はそれほど難しくはありません。その証拠に、合格率は70%を超えています。しかし!難しくはないけど、やっぱり勉強しなきゃ通らないんです。覚えなきゃいけないことはかなり多い。その反面、満点でもギリギリ合格点でも鍼灸師の資格はもらえます。国試1位通過したから特典なんてありません。ですので、満点なんて目指す必要はないんですね。そんな余裕があるなら実技練習をした方が絶対後々役立ちます。(と思います)
鍼灸師の国試は四択問題です。一問につき4つの選択肢があり、正解を1つ選ぶ。私は実際にやりましたが、まったく意味不明な問題は、鉛筆を転がして答えを選びました 笑
この四択が、意外と曲者。絶対正解はこれだとわかっているものはそれでOKなんですけど、自信がない問題は、まぁ迷いに迷うわけなんです。四択って、記述式に比べると迷うことが多い。ひっかけ問題となると余計にそうなります。
そして、これは国試対策本の監修をした時にものすごく感じたことなんですが、不適切問題とまでは言いませんが、「これ、正解は2番だけど、考え方によっては3番も正解なんじゃない?」という問題が時々あるんです。例えば、腰痛に対する治療で使用するツボを選べ、という問題だった場合、治療法によって解釈がかわるんですよね。そのあたりの解釈が難しい。でも、こういう問題は全体比率からすると微々たるものなんで、他の問題でしっかり正解できていれば何ら問題はないんです。
今年の国家試験は難しかったらしい。そんな噂を耳にしました。でも、これ、毎年そう言われているような気がします。国家試験当日は緊張もしますし、当然どんな問題が出るかもわからないので、難しく感じるんでしょうね。そういう私も、当時、午前中の試験が難しすぎて「やばい、落ちたかも」とビビりました。午後からの試験が比較的解けたので「まぁ大丈夫だろう」と安心しましたが。
今となっては国家試験は懐かしいですし、鍼灸師になってからの方が勉強は必要だなぁと思いますが、もう一度受けたいかと言われたら、絶対いやです 笑
今年試験にチャレンジされた皆様、お疲れさまでした。
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