様子をみてたら痛みがひどくなるのはなぜか?
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日から関東は雪のようですが、このあたりは積雪もなく一安心。しかし!昨夜、息子が濡れたマンホール上でコケたらしいです・・・(けがはなかったようです)雪が積もってなくても注意が必要ですね。
さてさて、話は変わりまして・・・
今日は「なぜ早めの治療が必要なのか?」というお話をしてみたいと思います。
痛みの症状を前提としたお話です。
例えば、ちょっと腰が痛いなぁという場合を想像してください。まぁ、日常生活にそれほど支障があるわけでもないし、しばらく様子みてみよう、自然に治るかもしれないし。と、数日から1週間ほど様子をみていたら、その間に痛みが強くなってしまった。
患者様からこのようなお話はよくうかがいます。
なぜ、様子をみてたら痛みがひどくなったのか?逆に言うと、なぜ早めの治療が大事なのか?
まず、腰の痛みは、筋肉が伸び縮みしたときに、痛みを感じとるセンサー(受容器)が反応することにより起こります。それとは別に、炎症が起きている場合も、多少の痛みの原因とはなります。
炎症や筋肉の伸び縮みは「侵害刺激(しんがいしげき)」と言われます。この侵害刺激が起こると、その周辺の筋肉は硬くなる(緊張する)ことがわかっています。
腰の筋肉が硬くなってるから痛みがでてる→硬くなったり痛みや炎症があるまま筋肉を伸び縮みさせる(生活をする)→その動作(侵害刺激)により、さらに腰の筋肉が硬くなる→痛みが強くなる。と、こんな負のサイクルが起こるんですね。
必ずしも上記の負のサイクルになるかと言えば、そうではありませんが(自然治癒することもあるとは思いますが)、様子をみている間にひどくなったというケースはよくありますので、やはり早めの治療で、ある程度筋肉の状態を改善させておく方が無難です。
「これくらいの痛みで治療に行くのも大げさだな」とそんなことは考えずに、早めにご連絡ください。
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