乗り物酔い予防(年内は30日まで診療)
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
娘(小1)がクラスでなぞなぞ係?クイズ係?をしているそうで、先日私にも問題を出してきたんです。「はなさかじいさんがマンションに住んでいます。何階でしょうか?」え~!!はなさかじいさんってマンションに住んでるのか!?というのはちょっと置いておいて・・・さて、皆さんはわかりましたか?
話は変わりまして・・・
今日は「乗り物酔い予防」というお話をしてみたいと思います。
そもそも乗り物酔いって何?なぜ起こるのか?すごく大雑把な回答ですが「脳の混乱」です。
人間の体のバランス感覚は・三半規管(耳の中)・視覚・体性感覚(筋肉)の3つの要素で成り立っています。これらの情報を脳で処理することでバランス感覚が保たれます。
しかし、乗り物に乗っている時はこれが保ちにくいんですね。
例えば、電車に乗っている仮定でお話しますと・・・
電車の揺れはにより頭が微妙に動くと三半規管も揺れます。もともと三半規管に不調がある人は、これだけでも乗り物酔いが起こる可能性があります。
混雑した車内や、スマホや本を見ながらの乗車は、視覚が遮られます。これも体のバランスが保ちにくくなり、乗り物酔いの原因となってしまいます。
上記に加え、立ったままの乗車の場合、体の床や壁への接地面積が少ないため、体性感覚という感覚によるバランス保持が難しくなることが考えらえます。
というように、乗り物に乗っていると、酔いやすい環境が整ってしまうことが多いんですね。さらに、車内の臭いや温度・湿度、その時の服装などによっても乗り物酔いが助長されてしまうかもしれませんね。
私も乗り物酔いをしやすいので、(特に電車)毎回気を付けているのが以下のことです。
・可能な限り進行方向を向いて座る
・シートに深く座り、背中をシートにくっつけ、体とシートの接地面積を増やす
・頭をシートにもたれかけさせ、頭の揺れを少なくする。(三半規管の揺れを少なくする)
・目は閉じず、遠くの景色をぼーっと眺める(視覚(視野)確保によりバランスを保つ)
・眠くなったら迷わず寝る
酔いやすい方の中には、無理に眠ろうとして目を閉じる方もいらっしゃると思いますが、それは逆効果なんです。私達が行ってきためまいの実験でも、開眼・閉眼の体の揺れを比べると、圧倒的に閉眼の方が揺れる、バランス感覚がとりにくいんです。ですので、自然と眠ってしまうまでは、目は開けたままの方が無難です。
乗り物酔いしやすいたい質は、はりきゅう治療で改善できる可能性もありますので、お困りの方は一度ご相談ください。
今年も残り僅かですね。すでに年末年始のお休みの方も、お仕事の方も、残り僅かとなった2023年を満喫いたしましょう!
あっ、冒頭のクイズの答えですが「まんかい(満開)」だそうです。
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