肉離れからの回復期間
おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
先日、自宅で卵かけごはんを食べていたら、息子が「美味しそう~、おれも食べようっと」とか言いながら冷蔵庫から卵を取り出そうとしたんです。そしたら、恭子先生が「手前の卵は古いから奥から取って」と言っているじゃないですか!!私の時は何も言わなかったのに・・・可愛い息子には新しい卵を食べさせて、血のつながりがない旦那には古い卵を食べさせるという悲しい現実がそこにありました 笑
さてさて、気を取り直して・・・
今日は「肉離れ」のお話です。
筋肉が過度に引き伸ばされたときに筋肉や筋膜、腱に損傷が起きたものを通称「肉離れ」と言います。スポーツの最中に起こるというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、日常生活の中でも、例えば中腰で荷物を持った時の太もも裏や、小走りしたときのふくらはぎなんかに起こることはあります。
筋肉が過度に引き伸ばされたときという表現をしましたが、筋肉が縮みながら引き伸ばされる「遠心性収縮」の時に肉離れは起こりやすいです。(重いものを持ったまま耐えるとか、下り坂を歩いている時にスピード調節をするために太もも前に力が入っている時など)
この肉離れ、重症度により3分類されます。
1型が軽症で、内出血を伴うこともありますが、日常生活やストレッチで軽い痛みがある程度のものです。2型は中等症で、ストレッチで明らかな痛みがあり、下肢の場合、歩行時に明らかな痛みがあるものです。肉離れではこの2型が多いと言われています。3型は重症で、MRIで腱断裂などを認めるものです。ここまでなると、手術適応の可能性があります。
というような3分類なんですが、軽度の1型であればある程度回復するまでに2週間ほど、中等症の2型で6週間、という目安があります。
私もサッカーをしていたので、肉離れの経験は多数ありますが、受傷して、2数間ほどで痛みってなくなることが多いんです。しかし、先ほどお話した通り、中等症がある程度回復するまでには6週間かかります。ということは、痛みがなくなったからと言って、患部が回復しているわけではないということなんです。よく、「肉離れは繰り返す」と言われますが、それは、痛みがなくなった時点で患部に負荷をかけてしまうからなんですね。
肉離れがどれくらい回復したかは、関節を動かせる角度や、ストレッチ痛の度合いなどで確認する必要がありますので、自己判断せず、治療家に任せてください。
スポーツの秋、年末に向けてのバタバタ、で肉離れの危険性も多くなってくると思いますので、無理な姿勢や過度な負荷を避けるようお気をつけください。
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