かずひら鍼灸院

姫路 ダイエット はりきゅう かずひら鍼灸院

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ストレス?バランスの乱れ?歳のせい?

   

おはようございます。めまい・不眠・雨降る前の体調不良など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。

昨日、献血に行ってきました。献血は好きでも嫌いでもないんですが、たまたま友人が献血ルームで働いていたことがきっかけで、今回が10回目となりました。先日、ヘモグロビン濃度が低いということで献血不可だったのがちょっと気になっていたんですけど、昨日はバッチリ400献血ができました。良かった!!

さてさて、病院や接骨院、鍼灸院、整体院などで使われる言葉には非常に曖昧で便利なものが存在します。

例えば、「ホルモンバランスの乱れ」「自律神経の乱れ」「ストレス」「歳のせい」

言われた患者さんにしてみれば、「あぁ、そうなんだ」と納得しなきゃいけない言葉のようにも思いますが、しかし、よくよく考えてみると、ホルモンバランスの乱れって、どのホルモンがどうなっているんですか?とあまりイメージができない。自律神経の乱れって、どこの自律神経がどう乱れているんですか?これまたイメージしにくい。ストレスって、生きてりゃ誰だってそれなりにストレスはありますよって話です。歳のせいって言われても、同じ歳でもひざが痛い人もいれば腰が痛い人もいる、その差は何?と、まぁ、深く考えだすと、曖昧なことに気づきます。

そういう曖昧な言葉に惑わされずに、症状を見つめることが治療においては大事なんだと思っています。

例えば、生理時の症状。生理は、妊娠に備え子宮内をきれいに保つために起こる現象です。子宮内膜が肥厚・充血・剥離をし、ある種の炎症状態のようになるんですね。その反射により、体のだるさや腰痛、下腹部痛などの症状があらわれます。(それ以外にも症状の原因はあります)生理時の症状に頭痛が含まれることがよくありますが、自律神経の仕組みから考えると、子宮内に起きている現象の反射が頭部に影響を及ぼすとは考えにくいんですね。自律神経は、体の局所局所で働く神経なので、子宮内で起こっている現象の反射は、恐らく腹部・腰部・臀部あたりに影響を及ぼす可能性が高い。なので、生理時の下腹部痛や腰痛は説明がつきますが、頭痛は、生理以外の原因が考えられそうなんです。

というように、腰痛も頭痛も体のだるさも全部ひっくるめて「生理痛ですね」とするよりも、腰痛は・・・頭痛は・・・体のだるさは・・・と、一つずつの症状を分解していくと、意外な原因が考えられる場合もあります。

「ストレス」「歳のせい」じゃなく、まずは1つずつの症状に分解して考える。これからも意識して治療にのぞみたいと思います。

 

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