見たいようにしか見えない
おはようございます。めまい・不眠・動悸など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
一昨日、息子が「夜ご飯はおでんがいい」と言い出し、そんなこと急に言われても・・・と恭子先生が困っていたので、スーパーとかコンビニにある温めるだけのおでんでも買おうかということになり、買い物に行ったんですけど・・・暑い季節ということもあってか、なかなか売っていない!何軒か行ったのち、息子に諦めるように言ったものの、私もおでんの口になってしまっていたので、もうちょっと粘って探すことに。そして、5軒目・・・ありました!念願のおでん。苦労して見つけたおでんは格別でした!!
「見たいようにしか見えない」
先週はオンラインセミナー・勉強会に3回参加していました。便利ですね、オンラインは。現地でしか味わえない臨場感はないですが、院や自宅に居ながら情報取集ができるメリットは素晴らしいと思います。
そのセミナーの1つは、「子供の教育」がテーマのもので、正直に言いますと、テーマにはそれほど惹かれなかったんですが、登壇者が有名なサッカーの監督と、これまた有名な高校サッカー部の監督ということで、その方たちが何を語られるのか?に興味があり参加していました。
すごく印象に残った言葉があって、それは「見たいようにしか見えないことを自覚し続けておくこと」ということでした。
指導者(監督とかコーチ、先生など)は子供を「自分が見たいようにしか見えない」そうで、それを指導者自身が自覚し続ける必要がある。とのことでした。
なるほどなぁ・・・
これって、治療にも当てはまることなんじゃないかと思います。
例えば、「今は無理しないでくださいね」と患者さんに伝えたとします。しかし次の治療時に患者さんが「すいません、むりしてしまってまた痛くなりました」となったとします。だから無理してはいけないって言ったじゃないですか?治す気あるんですか?・・・
私は患者さんにこんな言い方はしませんよ 笑
でも、こういう話、時々聞きます。
私も気を付けなければ・・・と思っていることなんですが、ついつい症状ばかりに注目してしまい、「患者さん自身」を診ていない。この症状はこう治療すればこんな風に改善してくるはず、と考え治療しますが、それが予想通りにならない場合もあります。あれ?おかしいな?と思って、患者さんといろいろお話してみると、意外な理由や「実は・・・」というようなお話を教えていただくことがあります。そんな時、症状のみに注目するんじゃなくて、もっと患者さんからお話をうかがっていたら、もうちょっと早く改善できたんじゃないかと後悔をするんですね。
私が「見たいようにしか見ていない」弊害なんだと反省します。
うん、先週のセミナーを受けて、反省しきりでした・・・
というわけで、治療中はできるだけ患者さんとお話しします。(今までもそのスタイルですが)
治療中、寝たい方は、その旨お伝えください 笑
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