お尻の痛み
おはようございます。坐骨神経痛・脊柱管狭窄症治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
いやぁ～、さすが夏！暑いですね。しかし、ここ数年は暑い暑いと言っている間に夏が終わっていく感覚で、今年は楽しい夏にしたい！ということで、ビニールプールを買いました。
今まで使っていたのが小さいプール。新たに買ったのが大きいプール。小さいほうが「女湯」、大きいほうが「男湯」だそうです・・・笑
子供たちは、プール＆水風船で大はしゃぎです。私は、仕事終わりのナイトプールや早朝ランニング後のクールダウンを楽しんでいます。
夏は始まったばかり。まだまだプールを楽しめそうです。
「お尻が痛い」
先日、私の兄が「お尻が痛い」と言って治療に来ました。
寝ていても立っていても座っていても、痛みがあって、姿勢を変える瞬間は激痛が走る。そんな状態でした。
「これって坐骨神経痛なん？」と言っていましたが、お尻の痛み＝坐骨神経痛ではありません。腰から出た坐骨神経は、確かにお尻を通って脚へと伸びていきます。なので、お尻の痛み＝坐骨神経痛だというイメージがありますが、単純にお尻の筋肉に異常がある場合もお尻の痛みは現れます。
お尻って、歩いたり走ったり、座ったり立ったり、腰の前屈後屈、姿勢保持・・・と、体の色々な動きに関わる部分でして、意外と忙しく働いています。その証拠に、お尻には、表面には３枚の筋肉が重なっていて、（しかもそのうちの１つは人体で最大の筋肉です）その奥に６つの筋肉がついています。筋肉が大きい、もしくは筋肉が多いということは、それだけ様々な動きに関わる、負荷がかかるということです。
話を兄の治療に戻しまして・・・
もちろん、お尻の筋肉の治療を行いました。痛みの原因となっている可能性がある筋肉を狙って、鍼をうつ深度、角度を変えながら、治療を行いました。
そして、治療を終え、ベッドから起き上がってもらった瞬間・・・あっ、痛みが楽になってる・・・となって欲しかったんですが、そうは問屋が卸さずで、治療前とあまり変化はなし。狙った筋肉に間違いはないはずなので、後は何回か継続した治療が必要かなという感じでした。
そして次の日の朝、兄と会ったのでお尻の調子を聞くと、昨夜は寝返りの痛みが少なかったのか朝まで熟睡できた。朝起きてからも痛みが軽減していて楽。とのことでした。
ほ～、それは良かった！！
「腰が痛い」という患者さんでも、よくよく話をうかがっていくと、それお尻の痛みですよ～、というケースはよくあります。そして、それは坐骨神経痛ではなく、お尻の筋肉が原因となっている場合もよくあります。
お尻の痛み＝坐骨神経痛 ではない。ということなんですね。
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