リラックスしているから副交感神経が興奮!?
おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
娘(4才)が、妻の友人の娘さんから「たまごっち」をもらったそうで、夢中になっています。たまごっち・・・懐かしいです!皆さん覚えてますか?あの一大ブームを巻き起こしたおもちゃ。娘は、「早く起きないかな?う〇ちしないかな?ご飯食べないかな?」とか言いながら、じ~っと画面を見つめてます。たまごっちよりも、あなたが早くご飯食べてくれないかな?う〇ちしてくれないかな?起きてくれないかな?と、親としては思うところです 笑
「副交感神経を高める!?」
マッサージやはり治療を受けていただいていると寝てしまわれる方もいらっしゃいます。治療中は、世間話をしながらでも結構ですし、ゆっくりお休みになっていただいても結構ですし、とにかく、緊張よりもリラックスしていただけると嬉しいですね。
リラックスするということとは、自律神経のうちの、副交感神経の働きが高まっている状態だと言われています。
そうか、マッサージやはり治療って、筋肉も柔らかくなるし、リラックスできるし、副交感神経を高める効果があるのか。と、思われるかもしれませんが、実際はそうではないと私は考えています。
マッサージとはり治療に共通していることの1つに「皮膚を刺激する」ということがあります。
マッサージでは、力を込めて筋肉のコリをほぐす手技もありますが、優しく皮膚をさするような手技もあります。はりの場合は、筋肉を狙って垂直にはりをする場合もありますが、皮膚(皮膚のすぐ下)に水平にはりをする手技もあります。筋肉ではなく、皮膚に刺激をあたえることを目的とする手技があるんですね。
皮膚は、一部を除き、自律神経のうちの「交感神経」が分布しています。先ほどのマッサージやはりで、皮膚を刺激するということは、この交感神経を興奮させて、その反射により治療効果を得る方法なんですね。
ここで大事なのは、交感神経の興奮=体が緊張する ということではありません。
例えば、アロママッサージをイメージして頂くとわかりやすいかもしれません。きれいな部屋で、のんびりしたBGMがかかっていて、ほんのり香るオイルを使って、絶妙な力加減でマッサージを受ける。こういう施術が好きな方であれば、もう至福の時かと思います。リラックスの極みで、「副交感神経MAX」な状態がイメージできるかもしれません。
が、この場合であっても、アロママッサージ自体は皮膚刺激ですので、体内では交感神経を介した反射が起こっているんですね。
交感神経は興奮・緊張した時に働く神経で、副交感神経はリラックスした時に働く神経。というのは、あくまで、自律神経を
わかりやすく説明するためのイメージで、一部抜粋したお話で、実際の働きは全然違います。
それでは、今日はこのあたりで失礼します!
曇り空ですが、気持は明るくいきたいですね~!!
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