あっか~いと、痛み
おはようございます。めまい・立ちくらみ・不眠など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日、私のスマホが新しくなりました。これまで使っていたスマホが、充電できないときがある・急に画面が暗くなる時がある・データ使用量が満杯で使えないアプリがある、と、限界に達していたんです。が・・・機種変更に行くのが面倒くさいということで、先延ばしにしていましたが、恭子先生と北村先生から「仕事で使っているものだし、そろそろ変えたほうがいいのでは?」と散々言われ、やっと変えました。今更ながらですが「オッケーグーグル!」っていうのが、ちょっと照れくさい・・・
「朝の手の冷たさ解消中に感じた体の仕組み」
一時のことを思えば、ここ数日は朝の冷え込みが緩んでいるのかもしれませんね。とは言え、まだ2月。朝、院の準備で雑巾をしぼったりすると、たちまち指先が冷たくてかじかんでしまいます。
今日は、一通り準備を終えた後、洗面器に湯をためて、しばらく手をつけていました。
手を湯に入れた瞬間は「あぁ~、あったか~い」と思いますが、しばらく浸けていると温かさを感じなくなる。そこで、湯の中で指を動かしてみると、また温かさを感じる。
この現象、よく考えるとなかなか不思議です。湯の温度はさほど変化はないはず。でも、温かく感じたり感じなかったり。
手を湯の中に入れた瞬間は、指先や手のひらにある温度に反応するセンサーが働き、その結果、脳で温かさを感じます。指先のセンサーが反応し、その情報を神経を介して脳に伝えているんですね。しかし、しばらくすると、センサーの反応がおさまってきて、その結果、神経の情報伝達も起こらなくなり、脳が温かさを認知しなくなる。そこで、指先を動かすことで、指先のセンサーが再び働き、神経を介して脳で温かさを感じるようになる。
と、こんな仕組みなんですね。
これって、痛みを感じるときとよく似ていると思います。
歩き出し(動き出し)が痛くて、それを我慢して歩いていると、その内痛みが無くなって動きやすくなる。しばらく休んで、また動き出すときに痛みを感じる。こういう症状の方って、結構多い。
それまで動いていないなかった筋肉が動き出すときに、筋肉(筋膜)にあるセンサーが反応し、脳で痛みを感じている。動き続けていると、次第にそのセンサーが反応しなくなり、痛みを感じなくなる。少し休んで、また動き出すときに、またまたセンサーが反応してしまい痛みを感じる。
さきほどの湯の温かさを感じる感じないの仕組みと同じです。
痛みの場合は、センサーが反応しないようにすることが大事なんですね。
それをするための方法が、鍼だったりお灸だったり、あんまマッサージ指圧だったり、電気治療だったり、整体だったりと、まぁ色々あるわけですね。
そして、そのセンサーは、圧倒的に皮膚・筋肉(筋膜)に多い!!なので、私の「痛みに対する治療」では、筋肉への治療を重要視しているんです。
朝、冷え切った手を湯に浸けながら、そんなことを考えていました。
それでは、今週も充実した1週間となりますように。
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