皮膚を診る
おはようございます。めまい・立ちくらみ・動悸など自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
最近、息子が縄跳びの練習に夢中になっています。息子の練習を見ているだけじゃもったいない!ということで、私も一緒に跳んでいます。1日空けて筋肉痛が・・・そして3日間痛みが続く・・・笑 今日もふくらはぎ痛全開です。
「皮膚を診る」
治療をしていると、時々患者さんが「触ってわかるんですね!」とっしゃいます。はい、触ってわからなければ治療できませんから 笑
ただ、私が重要視しているのは、筋肉の硬さや関節の動き方ではありません。(それらも参考にはしますが)
皮膚を触って、その感覚から治療ポイントを決めています。
皮膚を診る(触る)ことで主に2つの情報を得ています。
①内臓の状態
内臓に炎症やその他異常があると、自律神経を介した反射により、皮膚に変化が現れます。これを内臓ー体性反射と言います。ちょっと不思議な話に思えるかもしれませんが、生理学の本でもこの反射はしっかりと説明されています。
②筋肉の状態
①でご紹介しました通り「内臓の不調」は自律神経を介して皮膚に現れますが、もう1つ反射回路があり、それは筋肉に現れます。筋肉が硬くなるんですね。ですので、皮膚を触ることで、筋肉の状態も判断できるんです。
因みに、内臓の不調を伝える神経を「自律神経」と表現しましたが、もう少し詳しく言いますと、自律神経の内の「交感神経」がその役割を担っています。内臓不調は交感神経の働きを高めるんですね。めまいや、不眠、動悸などなど、自律神経症状と言われるもの多くは、内臓不調により交感神経の働きが高まった結果だと私は考えています。言い方を変えると、「交感神経が働きすぎているから症状が現れる」のではなく、「交感神経を働き過ぎにする原因が内臓にある」ということです。
すいません、わかりにくい表現になってしまいましたが・・・
上記のことから自律神経症状は、皮膚を診る、皮膚をターゲットに治療することが重要だと思います。
それでは、治療準備してきます。
今日も1日お元気で!!
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