少し歩くと足が痛む・しびれる 脊柱管狭窄症
おはようございます。めまい・不眠・倦怠感など、自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
ここ姫路は、暴風警報?が発令されていて、息子は小学校が休校だそうです。大寒波到来と聞いて、心配していましたが、雪も積もっていないし、屋外の水道も凍っていなかったので、ひとまず安心しました。でも、やっぱり寒い・・・皆さま、暖かくしてお過ごしくださいね。
「脊柱管狭窄症」
3分ほど歩くと、足に痛みやしびれがでてきて、歩けなくなる。でも、しばらく休むとまた歩けるようになる。こんな症状を「間歇性跛行(かんけつせいはこう」といい、脊柱管狭窄症の代表的な症状です。脊柱管狭窄症は、腰にある脊柱管という神経が通るトンネルが細くなることで、神経圧迫や神経血流量が低下し、足のしびれや痛みが起こる症状と言われています。症状がひどい人では、立っているだけでも足の痛みやしびれがでてきたり、さらに悪化すると、排尿障害がおこることもあります。
整形外科での治療は、手術をしない保存療法(例えば自転車こぎや腰の牽引などのリハビリ)が一般的で、重症の場合は手術することもあります。
と、ここまでが一般的な脊柱管狭窄症情報です。
当院にも、この症状の方は来院されています。そして、少々期間はかかりますが、改善しやすい症状です。
私の治療では、脊柱管狭窄症の原因が「腰」にあるとは考えていません。原因は下腹部にある内臓と、痛みが出ている足やお尻の筋肉だと考え治療しています。
この症状の特徴の1つとして、「腰の痛みはそれほどない」ということがあります。腰で神経圧迫されていることが原因と言われているにもかかわらず。腰の痛みは少なく、足の痛みやしびれが強い・・・これって、原因が腰じゃなく、足にあるんじゃないか?そして、もう1つ特徴として、「前かがみになると、症状が楽になる」ということがありますが、これは、前かがみになると、狭窄部分が広がって神経圧迫が軽減するからだと言われています。しかし、脊柱管は、脊椎(骨)や椎間板・黄色靭帯といった頑丈なもので構成されており、その中に大事な大事な神経が通っています。前かがみになったから、後ろに反らしたからというような日常よくある単純な動きで、神経圧迫が強くなったり軽減したりするとは考えられないんです。話は逸れますが、もしそんなことが起こるなら、首や肘などは頻繁に神経圧迫が起こってしまうということになります・・・
その他にも、神経の周辺はたっぷりな水分で保護されていること、神経圧迫により神経伝達が起こらなくなった場合は痛みではなく麻痺がおこる可能性が高いこと、などなどから、脊柱管狭窄症の原因は腰ではないと考えています。
痛みやしびれがあらわれる部分は、歩いたり立っているときに働いている筋肉なんです。その筋肉の状態をよくする治療を行う。その筋肉の状態が悪くなっている根本原因を治療する。この2つをしっかり行えば、改善することが多いです。
昨年末、痛みが完全に消失し、無事治療終了した患者さんは「高齢で手術もできない」と病院で言われ、痛みを抱えたまま生きていかなくてはいけないのか・・・と半ばあきらめていたとおっしゃっていました。
はり治療でお役に立てるかもしれませんので、お困りの方は一度ご相談ください。
歩けるようになると、劇的に日常生活が変わると思いますので。
「脊柱管狭窄症」には「はりきゅう治療」(痛くないですよ~)
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