皮膚をさすると何がイイの?
おはようございます。自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
昨日、娘を保育園に迎えに行ったんです。娘が私の姿を見た途端「おと~さ~ん!!」って笑顔で駆け寄ってくる。そんなシーンをイメージしながら行ったんですが・・・実際は、娘は私を見てキョトンと固まってしまいました。保育園の先生には「え?お父さんですよね??」と聞かれるし・・・笑 娘曰はく、これから砂遊び!!というところだったそうで、名残惜しかったようです。
「ローラーはり」
私、以前、「経営者の体調管理」というお題で、異業種の会で喋らせていただいたことがあります。皮膚刺激をすると、色々な反射が起こり、体調管理の役に立ちます、というお話しついでに、「ローラーはり」の紹介もさせていただいていたんです。その時、ご参加くださっていた方が、実は腱鞘炎が治らなくて困っているとのことで、ローラーはりを1本お買い上げいただきました。その後、ローラーはりを頻繁に行っていただき、なんと、腱鞘炎が治まったとのことで、「知り合いで困ってる人がいたらローラーはりを紹介しているんです」とお話ししてくださいました。
昨夜、久しぶりにその方とお会いしたんですが、「ローラーはりって、どう体にイイの?私、その説明ができなくて・・・」とおっしゃっていたんです。
まず、ローラーはりがこちらです。
これの他にも色々な形のローラーはりがあります。その名の通り、ローラーがついていて、コロコロと皮膚をさする道具です。「はり」という名前がついているので、はりの一種ですが、刺すものではありません。
これで皮膚をさするとどうなるのか?
皮膚は一部をの除き、自律神経の交感神経が分布しています。皮膚をさすると、交感神経を介した反射が起こり、体内部の炎症を抑えることができると考えられます。おなかが痛い時、無意識におなかをさすっていることはありませんか?緊張した状態から解放されたとき「胸を撫でおろす」って言いますよね、実際に胸をさすったりもしますね。あれらは、おなかの皮膚をさすることで、大腸に起こっている炎症を和らげる、胸の皮膚をなでることで、心拍数を抑える。そんな役割があるんですね。難しい言葉ですが「体性ー内臓反射」と言います。
ローラーはりは、体性ー内臓反射をおこすために使用する道具です。
冒頭、腱鞘炎が治ったというのも、手首付近の皮膚をさすり続けたことで、炎症が治まったのではないかと考えられます。
ローラーはりは、皮膚をさする専門の道具ですので、使い勝手はいいですが、皮膚をさするのはローラーはりでなくてもできます。指先でもさすれますし、綿棒でもさすれます。
皮膚をさすることは、体調管理に非常に役立ちます。
例えばですが、耳たぶの付け根をさすると、めまい感の改善・予防につながります。
めまい感だけでなく、雨が降る前に頭痛が起こるとか、立ちくらみがよく起こるなどの症状改善にも役立ちます。皮膚を傷つけないように、片耳5分ほどさすってみてください。
「こんな症状なんだけど、どこをさすればイイのか?」というご質問がございましたら、当院公式LINEからお問合せください。必ず返信いたしますので。
ID @huc6048b
「頭痛・めまい感・何となく体がしんどい」そのような症状に「はりきゅう治療」
はりが怖い、苦手という方には、上記ローラーはりのみでの治療も可能です。
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