自律神経は気分では動かない
おはようございます。自律神経症状治療「かずひら鍼灸院」の吉田和平です。
最近、SNSでブックカバーチャレンジというものをしていました。ブックカバーチャレンジってご存知ですか?毎日、1冊、自分の好きな本の表紙をSNSにアップするんです。本の内容説明はなし。次のチャレンジャーを指名する。これを7日間行うというものです。私、お気に入りの本を7冊アップしましたが、ついでに、久しぶりに数冊を読み返しました。やっぱり、お気に入りの本は何回読んでもイイ!!そして、こんな時だからこそ、SNSの重要性を感じました。
「自律神経は気分では働かない」
自律神経のばバランスが乱れて・・・自律神経が緊張しすぎて・・・という言葉をよく耳にします。そして、自律神経症状の改善方法として(交感神経の興奮を抑える方法として)「リラックスすること」と言われます。
何となく納得できるようにも聞こえますが、じゃぁ、一体どうすればリラックスできるのか??
リラックスなんて、人それぞれ!!
マッサージを受けたら気持ちよくてリラックスできるという人もいれば、体を触られるとこそばくてリラックスなんてできないという人もいます。温泉につかったら、リラックスできるという人もいれば、長風呂は苦手という人もいます。
私は、休日の早朝に、15㎞ほどランニングをしますが、これは私にとってはリラックスできる時間ですが、走ることが苦手な人にとっては、リラックスどころか苦痛でしかないと思います。
そもそも、自律神経は、全身性に働くものではなく、体の局所局所を調整するために働いているものです。ランニングしているとき、当然心拍数は上がります。これは、心臓を動かしている交感神経の働きが高まっているからです。でも、私の気分はリラックスしているんです。気持ちがいいんです。
自律神経は、「気分」では動きません。(一部を除き)
では、そうすれば、交感神経の興奮を抑えられるのか?
その方法の1つが「皮膚刺激」です。
皮膚のほとんどは交感神経に支配されています。
例えば、皮膚をさすると、「皮膚→交感神経→内臓」という回路で反射が起こり、交感神経の働きを抑えることができます。
めまいや不眠がある方は、耳たぶをもむ・さする。動悸や不整脈がある方は、心臓の上をさする。便秘がある方はおなかをさする。膀胱炎がある方は下腹部をさする。
これが、働きすぎている交感神経を抑える方法の1つです。
皮膚をさする。ぜひやってみてください。また、これについて何か質問がございましたら、メールでもLINEでもけっこうですのでご連絡ください。
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