腱鞘炎の治療
おはようございます!体にあらわれる症状には自律神経が関わっている。自律神経について学んでいる、かずひら鍼灸院の吉田和平です。
一昨日、参加した勉強会で、本題とは別のお話しだったんですが「自分モニタリング」ということを教えていただきました。朝起きてから夜寝るまでの間、自分が何をしたのか?を記録していくんですね。とりあえず、1週間、それをやってみる。そして、「やめること」「自分がやるべきこと」「人にお願いしてもよいこと」の3つに分類する。そうすることで、自分の時間に空きができて、もっと時間を有意義に使える。ということらしいです。
というわけで、昨日1日自分モニタリング。やってみると、変にプレッシャーを感じる・・・笑 結果を誰かに見せるわけではないのに「あぁ~、今こんなことしていていいんかな?」とプレッシャーを感じる・・・その割に、なんと無駄の多いこと!!「ちょっと一息」の多いこと!!!朝起きてシャンプー、昼からの打ち合わせ前にまたシャンプー。散髪から帰ってきてまたまたシャンプー・・・何回シャンプーするねん!!1日モニタリングしただけで嫌になりそうですけど、1週間は続けると決めたので、今日もやってみます。
「手の腱鞘炎(けんしょうえん)」
珍しい症状ではありませんが、「これ」といった治療法がなく、手を完全休養させることも難しいので、長引きがちな症状ですね。治療が湿布・痛み止めのみということも少なくなく、ひどい場合は痛み止めの注射になりますが、根本解決に至らないのが実状かと思います。
腱鞘とは、筒のことです。指を動かす腱は、この筒の中を通っています。う~ん、うまい例えが思いつきません。腱鞘炎は、この筒と腱の間で炎症が起きた状態のことです。炎症自体の痛みは大したことはないので、指を動かさなければ痛みもほぼないのですが、指を動かすと、炎症部分が擦れ、その痛みが強くあらわれるんですね。
原因は「使いすぎ」が多いので、「使わないようにすること」が重要ですが、なんせ指先なので、使わないわけにもいきません。だから、症状も長引く傾向にあるんです。
はりきゅう治療では、腱や腱鞘にはりをすることはなかなか難しい。指先なので、痛みもでやすい。で、当院では、指の皮膚をローラー鍼でさするという治療を積極的に行います。指先の皮膚をさすることで、皮下で起きている炎症を改善する。そういう方法を行っています。さするだけ?と思われるかもしれませんが、これは生理学的にも正しい方法で、痛みの改善・消失に役立ちます。
腱鞘炎でお悩みの方、一度はりきゅう治療をお試しください。
「治療の予約」とお電話ください。
☎0120-143-552 かずひら鍼灸院