パーキンソン病
こんばんわ！姫路 白浜 はりきゅうあんま かずひら鍼灸院の吉田和平です。
先ほど、子供を寝かせるのに、ＢＧＭをかけました。私の好きな「讃美歌３２０番 主よ御許に近づかん」です。讃美歌が好きなわけではありませんし、まったくもって詳しくもありません。ただ、この３２０番は、映画タイタニックで、タイタニックが沈没するとき、バンドメンバーが最後の曲として演奏するシーンがあり、そのシーンが好きなので覚えています。すごく落ち着ける曲ですね！
「パーキンソン」
本日、偶然にもパーキンソンに関わる相談を２件いただきました。
パーキンソン病は、中脳黒質の変性により、手の震えや筋肉硬直が起こる病気だとされています。現代医学では完治は難しい病気の１つとされています。
鍼灸治療で、このパーキンソン病を完治させることができるのか？と言いますと、残念ながら不可能です。鍼灸で中脳黒質の変性を改善できる可能性はゼロだと思います。
しかし、パーキンソン病の症状の１つである「運動失調」に関しては、鍼灸治療でお役に立てる可能性があります。
鍼灸で、バランス感覚を良くする治療を行います。１回、２回の治療では無理だと思いますが、継続して治療していくと、バランス感覚が改善する可能性があります。
筋電図を使った試験で、鍼灸治療前後で、手や足の震えが改善したデータも報告されています。
バランス感覚が改善すると、歩ける距離が長くなるかもしれない。介助なしでできる動作が増えるかもしれない。そんな可能性があります。
先ほども言いましたが、パーキンソン病は現時点で完治する病気ではありません。だからこそ、しっかりと体調管理、症状管理をして、ＱＯＬ（生活の質）を保つ必要があると思います。
私の治療がそのお役に立てると嬉しいです。
「めまいや、うごきにくさ」には「はりきゅう治療」
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