院長 はり・きゅう治療担当 吉田和平です。
2020/05/29
吉田 和平(よしだかずひら)
昭和57年12月6日生まれ(O型)
兵庫県姫路市白浜町出身
趣味 サッカー マラソン 読書 ドライブ
初めまして。かずひら鍼灸院 院長 吉田和平です。
当院ホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
「鍼灸院って、どんな人がやっているかがわからないから行ってみたいけど行きにくいねん」というようなことをよく耳にします。
確かにその通りだなぁと私も思います。
そこで、少しでも皆さんに少しでも安心してご来院していただけるよう、少々お恥ずかしいですが、私の自己紹介をさせていただきますね。
私は昭和57年12月6日生まれ。両親はガラス店を営んでおり、2歳上に兄がいます。幼い頃は、母親から離れることができない「超甘えん坊」でした。内気な子供でした。そんな性格は小学生になっても変わらず、心配した両親のススメにより、小学3年生の時に地元のサッカーチームに入団したんです。そこからサッカー漬けの毎日が始まりました。憧れの選手は三浦知良!当時Jリーグが開幕してすぐだったこともあり、「自分も将来はサッカー選手になるんや」と思っていました。
中学生の時には、兵庫県選抜チームの一員として、たくさんの大会に出場し、韓国遠征にも参加しました。
しかし、高校入学した頃から雲行きが怪しくなっていきました。
忘れられないのが、高校で初めての練習試合。初めてシュートをしたときに、右足付け根に痛みが走ったんです。我慢してその後も練習していたんですが、ついには走るだけでも激痛がでるようになってしまい、「これは変だ」と思い、病院に行くと、骨にひびが入っていたんです。
こんな感じで、高校時代は大切な試合前になると、肉離れを起こしたり、カゼをひいたりと、体調万全!ということが少なかったように思います。これは、たぶん、メンタルの弱さが原因だと思います。試合で良いプレーができるか不安。→練習しても練習しても不安。→練習しすぎる。→けが。という悪循環でした。
高校3年生の時、Jリーグチームの入団テストを受けました。2日間のテストだったんですが、そこでも私は1日目に足をねんざしてしまい、2日目はプレーすることがでいませんでした。何より、プロの世界を目の当たりに、ビビッてしまいました(笑)その後、もう1チームのプロテストを受けたんですが、そこでも自分の実力のなさを思い知り、あっけなく「サッカー選手になるんや」という夢は破れました。
ただ、次に目指すものは決めていました。スポーツトレーナーです。私はケガが多かったので、中学生の時から鍼灸治療も受けていたし、接骨院にも行っていました。それらが素晴らしい仕事だということをわかっていました。「スポーツ選手をサポートするスポーツトレーナーになる」そう決めたら、色々な方からアドバイスをいただくことができました。その中に、「トレーナーになるためには治療資格を持っていた方がイイ」というアドバイスがあり、私は馴染みがあった鍼灸の世界へと進んだんです。
鍼灸専門学校で3年間学び、無事国家試験にも合格し、鍼灸接骨院に就職。勤務時代は、とにかくたくさんの患者さんと出会い、色々な症状を治療させていただきました。そして「自分流の治療をしたい!」という想いが強くなり、2006年7月7日、生まれ育った町、姫路市白浜町で開院しました。
しかし、開院してから、問題発生。
なかなか患者さんが来院されない・・・という大問題もありましたが、ここでは省略(笑)
接骨院勤務時代は、たくさんの症状を治療させていただいたとお話しいたしましたが、そのほとんどが、腰痛や神経痛・ひざの痛みなど、筋肉・関節系の症状だったんです。それが、開院してみると、「腰も痛いけど、最近膀胱炎のような症状もあって・・・はりで治療できますか?」とか「うつ病で、不眠です。治療できますか?」といった相談が意外にも多かったんです。
その頃の私は、そのような症状に対する知識も治療技術も持っていませんでした。これは困った・・・そこで、何か良い鍼灸治療法はないか?と探しました。そこで出会ったのが、「反応点治療」という自律神経反射を利用した治療法でした。私の母校の先生が作った治療法です。すぐに、「教えてください」と連絡をし、講習会に参加したり、学生に混ざって勉強をしました。
現在は、その治療法の知識・技術を習得できていますが、まだまだ勉強中です。
ここまでが、これまで私が歩んで来た道です。長々とすいません。もう少しだけお付き合いください。
私は3年前に院の理念を作りました。
「1人の患者さんを元気にすることで、明るい家族・明るい社会の創造をお手伝いします」
これが当院の理念です。
私事ですが、数年前に母が体調を崩しました。体調を崩したと言いますか、持病が悪化したといいますか、とにかく、医者から告げられた病名は生死に関わる重病でした。手術をした結果、非常に予後良好で、現在は、昔と何も変わらず元気なんですが、あの時の家族の落ち込み具合はひどいものでした。お恥ずかしい話ですが、私も参ってしまい・・・口数は少なくなるし、ふと母のことを考えると、勝手に涙が流れてくるし・・・その時に、「家族1人が体調を崩すことで、こんなにも家の中が真っ暗になるのか・・・」と知りました。
当院には、患者さんに付き添ってご家族の方が来られることもあります。患者さんだけでなく、ご家族の方も不安そうな表情をされていることが多いです。そして、患者さんが良くなっていくと、ご家族の方も喜ばれます。患者さんに元気になっていただくことで、そのご家族も笑顔にすることができる!もしかしたら、当院から笑顔の輪を広げることができるんじゃないか?
そんな想いを抱きながら日々診療に取り組んでいます。
私の目標は「病院の検査では異常がないと言われるけど、症状があって困っている。薬がなかなか効かなくて困っている」このような方々に元気になっていただくことです。そして、健康に生きられる期間=健康寿命を延ばし、ご本人も、そのご家族も、みんなが楽しく家顔でイキイキと暮らす。そんな幸せな場面のお手伝いをさせていただくことができたら、私は幸せです。
今後もスタッフ一同、一生懸命努力してまいります!
かずひら鍼灸院 院長 吉田和平